北京
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23/19
最高人民法院による記者会見(撮影:胥立鑫)
最高人民法院(最高裁)は13日、典型的な民事案件10件を発表しました。いずれも2018年以降に発生した案件で、英雄・烈士の栄誉を傷つける商品がネット上で販売された事件や、WeChat(微信)グループチャットにおける名誉毀損の事例などが含まれています。
こうした事例の発表は、社会主義の価値観から外れた行動を司法と裁判によって否定し、公民にルール意識を持たせ、契約の精神と正しい気風を唱えることを目的としています。
今回の発表では、英雄・烈士を保護すること、勇気を持って正しい行いをすること、正常な社会秩序を維持すること、親孝行をすることなどの面で、社会主義の中心となる価値観と目標、方向性、基準が示されています。一つ一つの小さな案件を通じて道理を説明することで、時代の新たな気風が導かれることが見込まれています。(殷、謙)