北京
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中国あれこれ&コーラウ族の喫新祭
「ハイウェイ北京」木曜日の番組は中国のトレンドや出来事などをご紹介する「中国あれこれ」と少数民族の話をお届けする「56の民族、56輪の花」の二つのコーナーでお送りします。
「中国あれこれ」では好調を見せる春節前の金市場や、「モーメンツ」でブロックする相手は父母が最多という話、それに北京・上海・広州・深センの女性の6割以上が「自分は良妻賢母ではない」とする話などについてご紹介します。
「56の民族、56輪の花」で取り上げるのはコーラウ族の喫新祭などです。
貴州省の北部、西北部を主要な居住地とするコーラウ族。農業を主として、トウモロコシを中心に稲、小麦、芋などを栽培します。その伝統的な祝祭日にも農業とゆかりのあるものがいくつもあり、豊作を祝う祭り、虫を取る祭り、鳥を愛する祭りなどがあります。中でも最も大事にされるのは豊作を祝うための「喫新祭」。名前の通り、これは新しく収穫した米を食べて豊作を祝う祭りで、お米で祖先を祀り、捕らえた生き物を逃がしたりします。コーラウ族のほかに、この地域のミャオ族、ブイ族、ペイ族もこの祭りを祝います。各地は気候によって、収穫の日がそれぞれ違うため、祭りの日も異なり、基本的には旧暦7月7日、新暦の8月か9月になります。祭りの日の朝、主婦たちは新しいお米を炊き、おかずを用意して子供たちや年配の家族を田んぼに連れて行って祖先の祭祀を行い、家族は年齢の順でごちそうを食べます。その後、田んぼに赤い唐辛子やニンニクの串を掲げて飾り、来年の豊作を祈ります。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。(Mou、星)