北京
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【ちょっと気になる】
零工经济(línggōng jīngjì)ギグエコノミー
「零工经济」とは英語に由来する言葉で、日本語では、ギグエコノミーとなります。「零工经济」とはインターネットを通じて単発の仕事を請け負う働き方を指します。
これは2015年頃からアメリカのメディアで頻繁に使われるようになった用語で、中国では2019年頃から注目されるようになっています。主にネットを利用した仲介で配車サービスの運転手になったり、クラウドソーシングで企業からデザインやサイト制作、コンテンツ制作、便利屋サービスなどを受注したりするような、非正規労働で一回一回仕事を請け負う就業形態の広がりを指します。日本ではウーバーイーツなどが分かりやすい例ですね。
「零工经济」はインターネットの普及によって出てきた新しい就業形態で、決まった時間に出社して、決められた仕事をするという束縛を嫌い、自分の都合に合った仕事と時間を選ぼうとする人々に好まれています。発注側にとっても単発の仕事でコストダウンになるのでメリットがあります。
しかし、受注側にとっては、自由に働ける一方で、社会保障が十分ではなくなるというでメリットもあります。例えば、雇用に関する紛争がある場合、働く側の権利維持や身分の証明、プラットフォーム(仲介者)の手数料の金額が適正かどうかなど、課題が出てきます。
この新しい就業形態に対応するため、関連の法律や制度の整備が求められています。
【キーワード】
赋能(fùnéng)付勢 活発化
{意味}
「赋」は与えるという意味で、「能」はここでは、能力、エネルギーの意味です。「赋能」で言行や態度、環境の変化を通じて他人に能力やポジティブなエネルギーを与える意味となります。
「赋能」はそもそも心理学用語ですが、最近では使う範囲が広がり、貿易用語としては権限付与という意味で、日常では、付勢や活発化する意味があります。
{使い方}
赋能生态圈成物联网行业着力点
(生態圏の活発化はモノのインターネット業界の重点になる)
http://ce.cri.cn/20191226/f20db7f0-42d0-4d01-f91f-1dfc84142a0b.html
新动能为高质量发展聚势赋能
(新たな勢いはハイクオリティな成長に勢いを与える)
http://news.cri.cn/20190902/5fe8691d-b17f-7f66-fbe1-466a806213c0.html
数字时代企业转型需“利他”与“赋能”
(デジタル時代、企業のモデルチェンジには利他的行為と社員の活発化が必要)
http://ce.cri.cn/20191030/a2a5621e-e904-4fd3-5136-64b15beceed9.html
下一个阿里、腾讯 将诞生于“去中心化”赋能的企业
(次世代のアリババとテンセントは分権化により活発化した企業として誕生するだろう)
http://city.cri.cn/20180104/291ecd17-ba86-72fb-463c-a530e851d637.html
行业智能快速迭代 数据赋能产业变革
(業界のスマート化の繰り返しが速く デジタル化により産業変革に勢いを与える)
http://jingji.cctv.com/2019/11/15/ARTIIXu0ueMB6ao7m0KfutHP191115.shtml