北京
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10日夜、宝塚歌劇団OGによる公演が北京天橋芸術センターで行われ、会場に詰めかけた観客を魅了しました。これは、第20回「相約北京」(北京で会いましょう)と題する国際芸術祭の一環として、中日文化スポーツ交流促進年と、東京でオリンピックが開かれる年にあたり、主賓国である日本が開催するものです。同公演は1月10日から12日までの3日間にわたって行われます。
公演の前半は英雄のラブストーリーを描いた舞台劇「剣と愛の光芒 ~ナポレオンを愛した女たち~」で、後半は宝塚歌劇団ならではの歌とダンスのショー作品で、「ばらベルサイユ」、「愛あればこそ」など同劇団の代表作の名曲メドレーや、「スミレの花咲く頃」「フォーエバー宝塚」といったファンにはおなじみのナンバーが披露され、いずれも前奏が始まると客席から歓声が沸き起こりました。
舞台劇「剣と愛の光芒 ~ナポレオンを愛した女たち~」でフランス皇帝ナポレオンの役を演じた椿火呂花
今回の中国公演には、たかね吹々己、麻乃佳世、椿火呂花ら人気と実力を兼ね備えた宝塚OG22人が参加し、公演後のインタビューで椿火呂花さんは「中国で公演させていただくことができ、お客様の情熱的な反応をこの身に受け、とても嬉しかった」と語りました。麻乃佳世さんは「中国のお客様からのダイレクトで情熱的な反応に感動した」と述べました。
舞台劇「剣と愛の光芒 ~ナポレオンを愛した女たち~」でフランス皇帝ナポレオンの妻ジョゼフィーヌ役を演じた麻乃佳世
宝塚歌劇団の大ファンで会場を訪れていた20代の中国人女性は「今回の公演は素晴らしかった。宝塚歌劇団を生で見て聞けるなんて、本当に感動した。両国関係がもっと良くなって、交流が深まることで、日本の公演がもっと開催されるようになってほしい」と聞かせてくれました。(取材:趙雲莎、張強)