北京
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中国あれこれ&トン族の「鼓楼」と「風雨橋」
「ハイウェイ北京」木曜日の番組は中国のトレンドや出来事などをご紹介する「中国あれこれ」と少数民族の話をお届けする「56の民族、56輪の花」の二つのコーナーでお送りします。
「中国あれこれ」では2020年の旧正月期間における旅客輸送の話や、生鮮食品のネット購入者が増加している話、北京市民の健康事情に関する話などについてお送りします。
「56の民族、56輪の花」で取り上げるのはトン族の「鼓楼」と「風雨橋」の話です。
トン族には杉材で作った民族独自の建築、鼓楼があります。この建物は釘を使わずに建てられており、集会場や祭りの場として使われます。貴州省東南部の黎平県肇興村は5つの鼓楼があることで知られ、鼓楼が最も集中する村としてギネス世界記録に認定されています。鼓楼は、下部が方形で上部は円形、反り返った軒先があるお寺のような建物。10階かそれ以上、高さはだいたい20メートル以上あり、釘を一本も使わない、高度な建築技術を持つトン族ならではのものです。最近、トン族の居住地である貴州省東南部は中国国内の観光客が注目するスポットになってきており、トン族の綺麗な建物が一番のお目当てです。
鼓楼のほかに、「風雨橋」というトン族独自の橋があります。木造、屋根付きの橋で、雨宿りに便利なことから風雨橋と呼ばれています。交通上の役割だけでなく、橋の上にベンチがあるので通行人はちょっと一息することもできます。広西壮族自治区三江トン族自治県にある程陽永済橋は国の重要文化財に指定された代表的な風雨橋の1つ。この橋は幅10メートル、長さ165メートル、橋は水面から15メートルの高さにあり、橋の上に5つのあずまやが設置されていて、両側の欄干には綺麗な彫刻が施されています。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。(Mou、CK)