北京
PM2.577
23/19
1時間目
ハイウェイ北京木曜日1時間目は劉叡アナと日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人という組み合わせで「新鮮な情報」をお届けしていきます。
【ラウンジトーク〜三人行〜】
空港のラウンジに集う劉叡、日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人がそれぞれ興味のある情報を持ち寄り、三者三様で中国について語り尽くすコーナー。毎週1つの話題についてじっくりとああでもないこうでもないとラウンジでの会話を繰り広げます。今回は「CMGの3作品がABU賞最優秀賞を受賞」というニュースをご紹介します。
アジア太平洋放送連合(ABU)に加盟する放送局(日本からはNHKとTBSが加盟)の制作番組を対象とするABU賞の授賞式が21日に東京で行われました。チャイナ・メディア・グループ(CMG)からは3作品が最優秀賞を受賞。授賞式に参加した劉睿アナの報告を中心に、現場の様子について詳しく話していきます。実際のところ、どのようなイベントで、どのような交流が行われたのでしょう。
国籍、出身、年齢の異なる三者三様のクロストークをどうぞお楽しみください!
【関連リンク】
亚广联”大奖节目来了,你听(看)过吗?(央広網/2019.11.23)
リンク:http://news.cnr.cn/native/gd/20191123/t20191123_524869777.shtml
【Dr.劉のお悩み相談室】(若者の声)
2019年は「中日青少年交流推進年」!若者の声にフォーカスした内容を毎週お届けします。今週は、「Dr.劉のお悩み相談室」。ドクター劉とアシスタントの梅田謙、星和明が、今を生きる中日の若者から悩みを聞き、アドバイスするコーナーです。
今回は、中央財経大学の李晨暉さんの「運動したいけど、一緒にやる人が少ない」というお悩みをお届けします。
近年、中国では健康志向が高まり、高齢者だけでなく若者もジムに通うなどして、体に気を配るようになっています。今回の相談は、日ごろ勉強に励んでいる大学生の、運動に関するお悩みについてです。ジョギングなどではなく、球技をしたいと言う李さんですが、学校では運動ができないのだと話します。果たしてその理由とは。解決策はあるのでしょうか。
李さんの日本語を学び始めたきっかけにもご注目ください。(出演:劉叡、星和明)
▲相談者の李晨暉さん(中央財経大学)
二時間目
中国あれこれ&チワン族の「三月三」など
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組の前半は、中国のトレンドや出来事などを紹介する「中国あれこれ」です。今週はネット時代におけるデジタル遺産の処理、また、「北京大卒の秀才」が豚肉販売で年間18億元の売り上げを挙げたなどを取り上げます。
「56の民族、56輪の花」のコーナーでは、チワン族の歌姫の劉三姐と伝統的な祝日の「三月三」などを紹介します。
チワン族は、歌好きな民族として知られています。チワン族出身の歌姫・劉三姐は実在の歴史人物をもとに作り上げた伝説上の女性です。広西チワン族自治区羅城県の県史によると、劉三姐は618年に羅城県藍靛村の生まれで、同村にはいまもなお、劉三姐生家の遺跡が残っているということです。地元の多吉寺では、「歌の仙女」と呼ばれる劉三姐の像が立っています。現地では、この像の近くで問答形式の歌合戦、いわゆる「対歌」というチワン族の行事を行うしきたりがあります。
一方、広西チワン族自治区では1958年に新民歌運動が起こり、歌劇「劉三姐」の舞台に続き、映画『劉三姐』が制作されました。制作陣は地元に伝わる数多く民謡を収集し、ストーリーを構成しました。劉三姐は歌合戦の中で頭角を現した歌手なので、彼女にまつわる伝説の多くは、歌合戦のくだりが柱になっています。どんな質問に対しても直ちに機知に富んだ歌で切り返す劉三姐は、頭の回転が速く、美しい人だと言われています。映画『劉三姐』は大ブレークし、挿入されたチワン族の民謡は老若男女が歌えるほど全国で流行っていました。2006年、これらのチワン族民謡は国家無形文化財リストに登録されました。
チワン族には、旧暦の三月三日に歌垣を行う風習があり、若い男女が歌合戦の形式で集団お見合いをします。もっとも、中国では、旧暦三月三日はチワン族に限らず、いくつもの民族が共に祝う節句でもあります。この日は、中華民族の先祖とされる黄帝の誕生日でと信じられており、大昔から祝う習慣がありました。後世になると、水辺や郊外での食事やピクニックも行うようになりました。現在では、旧暦の三月三日を挟んで、広西チワン族自治区では2日間の休日があり、きれいな民族衣装を身にまとう男女が歌や草笛などを競い合います。二人がこの過程で心が通じ合うことが確かめられれば、互いに贈り物をして付き合い始めます。
広西チワン族自治区では、観光誘客と結び付けて、数年前から、地元政府の開催による「三月三」観光イベントを毎年開催しています。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。(Mou)