国際軍事協力成果展が開幕　70年の成果展示＝北京

　「平和のための世界進出を～中華人民共和国成立70周年祝賀・国際軍事協力成果展」の開幕式が9月30日午後、中国人民革命軍事博物館で行われました。

　展示は、全体の序文に当たる内容のほか、「軍隊の外事活動の新しい道のりを切り開く」、「軍事外交の平和発展の主旋律を奏でる」、「新時代の国際軍事協力の新しい姿を示す」という3つのパートに分けられており、中国の国際軍事協力がたどった輝かしい道のりと重要な貢献、収めてきた貴重な経験などを、時間軸に沿って紹介しています。展示パネル、ショーケース、動画、ニューメディアを用いた展示のほか、400枚余りの写真と200点余りの資料が陳列されています。同展の一般公開は10月2日から下旬まで行われます。

　9月30日の開幕式では、魏鳳和中央軍事委員会委員・国務委員・国防部長が挨拶に立ち、「新中国成立からの70年間で、国際軍事協力は『無』から『有』へ、『弱』から『強』へと、風雨を受けながらも開拓・前進し、非凡なる道を歩んできた」とした上で、「中国の特色ある社会主義は新時代を迎えた。国際軍事協力も新局面を推し進め、新たな1ページを描き続けていく」と示しました。（玉華、謙）