北京
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23/19
1時間目
ハイウェイ北京木曜日1時間目は劉叡アナと日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人という組み合わせで「新鮮な情報」をお届けしていきます。
【ラウンジトーク〜三人行〜】
空港のラウンジに集う劉叡、日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人がそれぞれ興味のある情報を持ち寄り、三者三様で中国について語り尽くすコーナー。毎週1つの話題についてじっくりとああでもないこうでもないとラウンジでの会話を繰り広げます。今回は「中国の若者の約6割が両親と一緒に過ごすのは1年で10日間未満」という話題をご紹介します。
北京などの大都市で故郷を離れて暮らす若者を対象にある調査が行われました。その結果、若者の約6割が「1年365日のうち、父母と一緒に過ごせる時間は10日間未満」と答えました。この結果は毎日忙しく勉強する/働く若者からも、家庭の存在を大切にしてきた中国社会全体からも、大きな関心を集めました。社会の発展が進むにつれ、多くの若者が大きなチャンスを求めて大都市に集まっているため、このような結果になったといえます。その詳しいデータとは?国籍、出身、年齢の異なる三者三様のクロストークをどうぞお楽しみください!
【関連リンク】
・报告:近六成年轻人一年陪伴父母少于10天(中国新聞網/2019.9.12)
【Dr.劉のお悩み相談室】(若者の声)
2019年は「中日青少年交流推進年」!若者の声にフォーカスした内容を毎週お届けします。今週は、「Dr.劉のお悩み相談室」。ドクター劉とアシスタントの梅田謙、星和明が、今を生きる中日の若者から悩みを聞き、アドバイスするコーナーです。
今回は、北京大学の何玉琦さんの「趣味のお笑いに共感してくれる人が欲しい」というお悩みをお届けします。
中国と日本にはそれぞれの文化に根付いたお笑い文化があります。近年、日本のお笑いに興味を持ち、日本のバラエティ番組を好んで見る中国人の若者が増えています。今回訪れた相談者もその一人。今は通訳の勉強をする何さん、周りで共にお笑いを楽しむ人がいないことに悩んでいます。両国の文化による笑いのセンスやツボの違い、果たして解決策はあるのでしょうか。
何さんの学部生時代の専攻にもご注目ください。(出演:劉叡、星和明)
▲相談者の何玉琦さん(北京大学)
二時間目:中国あれこれ&成人式と「稲花魚」
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組の前半は、中国のトレンドや出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーではプミ族の成人式とアチャン族の「稲花魚」などについてご紹介します。
「中国あれこれ」では、重度のアルカリ性土壌で、新しい耕作技術により綿花の生産量を8割増やした話や、中国初のクローン猫とその飼い主の黄雨さんの話題などについてお送りします。
「56の民族、56輪の花」で取り上げるのはプミ族の成人式とアチャン族の「稲花魚」の話です。
プミ族
雲南省に居住するプミ族は、一番重要な祝日は漢族と同じ旧正月で、この期間に成人式も行われます。プミ族の成人は13歳で、ワンピースの民族服装を着ている13歳未満の子供たちは、成人式をきっかけに、男子はパンツ、女子はスカートをするようになります。家族全員が晴れ着で暖炉に集まり、プレゼントを用意してお祝いの言葉を送り、母親やおじ、おばが式を執り行います。
アチャン族
同じく雲南省の少数民族、アチャン族は主に農業を営みます。水稲作りが盛んで、水田を利用して飼った魚を材料とした「稲花魚」は全国的に知られる一品です。アチャン族は、水田に稚魚を入れ、稲が育つとともに、魚は稲の落花をえさに育ちます。普通のえさより栄養が豊富なので、魚も野生育ちと同じ甘みがあります。調理はアチャン族の好む付けた唐辛子をたっぷり使い、調味料が魚に十分に染み渡るようにします。ご飯が進む一品です。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。(Mou、森)