北京
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23/19
習近平国家主席は29日、大阪で行われたトランプ大統領との首脳会合で、貿易問題について「両国の貿易には膨大な利益が存在しており、その本質は互恵ウィンウィンであることから、両国はよきパートナーシップであるべきだ。中国は米国と交渉を続け、違いをコントロールする誠意を持つが、交渉は平等で、互いに尊重し、それぞれの合理的な関心事を解決するものであるべきだ。中国の主権や尊厳に関わる問題では必ず自身の核心的利益を守り抜く。世界第一、第二の経済大国として、隔たりはいずれ対話や交渉を通じて、ともに受け入れられる方法で解決すべきだ」と指摘しました。
トランプ大統領はこれに対し、「話し合いを通じて貿易バランスに対処し、両国の企業に公正な待遇を提供したい。中国輸入品への新たな追加関税は行わない。中国の米国からの輸入を拡大してほしい。我々は互いに納得のいく貿易協定を結びたい。これは歴史的意義があることだ」と述べました。(怡康、森)