北京
PM2.577
23/19
1時間目
ハイウェイ北京木曜日1時間目は劉叡アナと日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人という組み合わせで「新鮮な情報」をお届けしていきます。
【ラウンジトーク〜三人行〜】
空港のラウンジに集う劉叡、日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人がそれぞれ興味のある情報を持ち寄り、三者三様で中国について語り尽くすコーナー。毎週1つの話題についてじっくりとああでもないこうでもないとラウンジでの会話を繰り広げます。今回は、「河北省の『世界で最も孤独な図書館』が人気観光スポットに」という話題を取り上げます。
今回紹介するのは北京郊外にある少し変わった図書館です。海辺にあるため水平線を前に本をゆっくり読める癒しの空間が特徴で、「世界で最も孤独」だとこのほどネットで話題になっています。そもそも、この図書館があるところ自体が最近では、北京から気軽に行ける新たなリゾート地として注目を集めています。そんな注目の場所に行ってきた劉アナの感想も一緒にお届けします。国籍、出身、年齢の異なる三者三様のクロストークをどうぞお楽しみください!
関連リンク
・今週の話題:河北省の「世界で最も孤独な図書館」が人気観光スポットに
中国あれこれ&トチャ族とサラール族の食生活
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組の前半は、中国のトレンドや出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーでは、トチャ族とサラール族のそれぞれの食生活についてお届けします。
「中国あれこれ」では、世界が中国を知ってもらうために、親しみのあるキャラクターが窓口になった話や、北京では高齢者の9割以上が自宅で老後生活を送っており、多くの老人ホームが赤字経営となっている話題、それに「南水北調」プロジェクトで北京に送られた水がこれまでに45億立方メートルに達したことなどについてお送りします。
そして、「56の民族、56輪の花」は、トチャ族とサラール族の食生活についてです。
トゥチャ族は、湖南省を中心に、湖北省、重慶市、貴州省など、中国中西部の山間部に住んでいます。主な食べ物はトウモロコシや稲、サツマイモ、ジャガイモで、酸っぱくて辛いものが好きです。中国全土で人気を呼んでいる「麻辣香鍋」を生み出しており、北京でも数多くのレストランで味わうことができます。辛い物や香辛料の「カホクザンショウ」が苦手な人は、店員さんに頼めば好みに合わせて味を調整してくれるので、だれでも楽しめる一品です。
この「麻辣香鍋」を最初に作ったのは重慶市のトゥチャ族だそうです。中国西南部で欠かせない、さわやかな香りと痺れるような辛味のある調味料であるカホクザンショウを混ぜることが多く、痺れるような辛さはクセになります。また、西南部の湿った気候で体にいいとも言われているものです。大事なお客さんが来た時に、トウガラシやカホクザンショウなど多くの調味料を多めに使って、野菜や干し豆腐、肉などを大きな鍋に入れて一緒に炒めます。そして、互いに甘みを吸収し合って完成したのが、この「麻辣香鍋」です。食材によって時間がかかるものがありますから、前もって茹でておくことが調理のコツだそうです。
また、青海省を主な居住地とするサラール族は、ホイ族と交じり合って居住し、ホイ族と付き合いを深めて親しくなっています。食生活もホイ族と似ており。主食は小麦、蕎麦、サツマイモなど、肉類は牛、羊、鳥を食べ、豚、驢馬、馬などはイスラム教で禁じられます。サラール族の料理は調理方法が簡単で昔ながらの素朴なものです。
サラール族はまた、ミルクティーと麦茶を好みます。麦茶は麦の粒を焦げそうになるまで炒め、砕いて、塩など調味料を入れて陶器の缶で茹でて作ります。味は苦めのコーヒーに似ているということです。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。