北京
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永定門外から北に眺めた北京市の中軸線(撮影:新京報・王貴彬)
現在、北京市で唯一の世界文化遺産候補となっているのが「北京市の中軸線」です。その中心となる要素は、鐘楼、鼓楼、正陽門および箭楼、天壇、先農壇、永定門、そしてそれらを貫く歴史的市街地です。南北7.8キロメートル、東西0.1~2.6キロメートル、面積5.6平方キロメートルの範囲となっています。
中軸線は北京城の四重城郭を縦に貫き、各エリアには様々な文化が反映されており、独特かつ豊かな風情があります。北京市文化・旅遊局は中軸線南部の文化遺産を巡るコースのデザインを行っており、すでに基本的な10の観光コースが設定されています。また、中軸線の南部を貫く中央御道が、年内に貫通される見通しです。