北京
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23/19
1時間目
ハイウェイ北京木曜日1時間目は劉叡アナと日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人という組み合わせで「新鮮な情報」をお届けしていきます。
【ラウンジトーク〜三人行〜】
空港のラウンジに集う劉叡、日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人がそれぞれ興味のある情報を持ち寄り、三者三様で中国について語り尽くすコーナー。毎週1つの話題についてじっくりとああでもないこうでもないとラウンジでの会話を繰り広げます。今回は、「THE ORAL CIGARETTES、初のアジアツアー開催」というニュースを取り上げます。
2010年に奈良で結成された4人組ロックバンド「THE ORAL CIGARETTES(ジ・オーラル・シガレッツ)」の北京初ライヴに行ってきた梅田が、その感想を語ります。
国籍、出身、年齢の異なる三者三様のクロストークをどうぞお楽しみください!
関連リンク
・今週の話題:THE ORAL CIGARETTES、初のアジアツアー開催(音楽ナタリー)
▲付き添いのはずが、グッズ(リストバンドに、タオルも)まで購入した梅田
▲北京公演の様子/写真:Viola Kam (V'z Twinkle Photography)
【Dr.劉のお悩み相談室】(若者の声)
2019年は「中日青少年交流推進年」!若者の声にフォーカスした内容を毎週お届けします。今週は、「Dr.劉のお悩み相談室」。ドクター劉とアシスタントの梅田謙、星和明が、今を生きる中日の若者から悩みを聞き、アドバイスするコーナーです。
今回は、中央財経大学の鍾念瑾さんの「流されやすい性格をなんとかしたい」というお悩みをお届けします。
大学生になってから、無意識のうちにいつも他人の意見に流されている自分に気がついたという、今回の相談者。同じような経験がある方もいるのでは?
大学1年生でありながら流暢に話す鍾さんの日本語と、彼女の日本との縁にもご注目ください。(出演:劉叡、梅田謙)
▲相談者の鍾念瑾さん(中央財経大学)
二時間目 中国あれこれ&「水稲の民族」ブイ族の食生活
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組の前半は中国のトレンドや出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーでは「水稲の民族」ブイ族の食生活についてお届けします。
「中国あれこれ」では、急速に発展する中国の越境ECで化粧品など高級な品物が人気を呼んでいる話題や、中国科学院と一帯一路沿線国との技術に関する交流や協力が拡大しつつある話、それに、北京は1万人当たりの特許保有件数が中国で一番多い112件となったことについてお送りします。
そして、「56の民族、56輪の花」は「水稲の民族」ブイ族の食生活についてお送りします。
ブイ族は人口の97%が南西部に住んでおり、2010年の時点で人口287万人と全国の少数民族の中で11番目に多く、主な居住地は貴州省です。
ブイ族は古くから水稲を栽培しており、その年に取れたお米が余ってしまったときは、そのお米からお酒を醸造します。ブイ族の歴史を記録する書籍「ブイ族百年実録」によりますと、盤江の流域に住んでいたブイ族は昔から山に生えた草の根を麹にしてお酒を造っていました。今では、麹の原料はかなり豊富になり、小麦のふすま、トウガラシ、胡椒、ゴボウなど12種類の植物を干して粉にし、その粉の中にさらに12種類の漢方の薬草を煎じたものを入れて混ぜて麹を作ります。酒造りには短くて半年、長くて2年間かかり、アルコール度数が10度から65度の様々なお酒が作られます。
ブイ族のお酒で特徴のあるものは「十六夜バラ酒」で、300年の歴史を持つとされます。ブイ族が住んでいるところにはかつて、野生の十六夜バラがたくさん生えており、毎年6月から8月にかけて実がなり、それを果物として採取していました。この十六夜バラは、雲南・貴州高原が原産地で、今は観賞用として世界各地で栽培されています。夏の初めに赤紫色の八重の花が咲き、その後楕円形の実がなります。この実はとげがいっぱい生えていることから、中国語は「刺梨」と呼ばれます。大きさは大ぶりのイチゴとほぼ同じで、ビタミンCなどをたっぷり含んでいます。
しかし「十六夜バラ酒」は、この十六夜バラの実を発酵させて造るのではなく、お米を原料としています。水稲の民族と言われるブイ族の十六夜バラ酒は、コメを生かして作り出したものの1つなのです。専門業者だけでなく家庭でも作られており、作り方も様々です。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。(Mou、森)