北京
PM2.577
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1時間目 「CRI時事解説」中米貿易摩擦の解決、鍵は互いの関心事に配慮すること&アジア文明対話大会の見どころ&中国国立バレエ団の日本公演
担当:王小燕、斉鵬
中米貿易摩擦が世界から注目される中、先週末、北京では中国社会科学院主催の国際シンポジウムが行われました。テーマは「国際情勢変動下の中日関係:実務協力と未来展望」。中国の戴秉国元国務委員、日本の福田康夫元首相ら中日両国から友好関係者や学者などおよそ200人が出席しました。この中で、福田元首相は中米貿易摩擦についての見方を述べました。今日の番組の冒頭では、福田氏の発言(録音)の一部をお届けします。
続いて、「CRI時事解説」です。「中米貿易摩擦の解決、鍵は互いの関心事に配慮すること」と題するCRI論説員の文章を抜粋してご紹介します。そして「旬な話題」は2部構成となり、前半は15日に北京で開幕するアジア文明対話大会についてです。大会期間中、分科会やアジア文化フェスティバル、アジア文明週間、グルメ祭りなど様々なイベントが用意されています。そういったイベントの見どころをチェックしてみます。後半は先週末、東京で行われた中国国立バレエ団の初の大規模公演にフォーカスします。公演を鑑賞した各界の方々の声をお届けします。(写真は初演後、ダンサーにねぎらいの言葉をかける程永華大使)
【リンク】
中国国立バレエ団・Wechat公式アカウント
首访日本|“天鹅湖”畔の深情诉说
https://mp.weixin.qq.com/s/VC8W9heHi82FAGIhRIxNHw
首访日本|“大红灯笼”点亮东京
https://mp.weixin.qq.com/s/y1FKjYUDNTUtI_ZtWvUwoA
2時間目 「一帯一路」から見る中日関係のポテンシャルと課題~西園寺一晃さんに聞く
聞き手:王小燕
ゲストは東日本国際大学の西園寺一晃客員教授。「一帯一路」イニシアティブの視点から見る中日関係の可能性、そして課題をめぐってお話を伺います。
日本のメディアでは「巨大経済圏構想」として伝えられている「一帯一路」。その目指す理念は、西園寺さんの目にはどのように映っているのか。このイニシアティブの持つ可能性と長期的で、安定した中日関係の構築に持つ可能性、または現在直面している課題は何か。中国ウォッチャーの西園寺さんに現状の脈をとってもらいました。
【プロフィール】
西園寺 一晃(さいおんじ かずてる)さん
1942年、政治家・西園寺公一氏(さいおんじ・きんかず)の長男として東京都に生まれる。
1958年、一家で中国に移住し、10年間北京市で過ごす。
1967年、北京大学経済学部政治経済科卒業。同年、日本に帰国後、朝日新聞社に入社。同社調査研究室に勤務し、中日友好事業に長年携わる。
日本中国友好協会全国本部副理事長、参与、東京都日中友好協会副会長、工学院大学孔子学院学院長、東京都日中友好協会顧問などを経て、現在は東日本国際大学客員教授。
父の西園寺公一氏は参議院議員を務めた日本の政治家で、1958年に日中文化交流協会理事、アジア太平洋平和理事会副理事長に就任。中日国交正常化前の中日民間外交の先駆者であり、民間大使と呼ばれた。中国在住時(1958-1970年)には毛沢東主席、周恩来総理と親交を結んだ。
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