北京
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1時間目
ハイウェイ北京木曜日1時間目は、劉叡アナと日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人で、今の中国を知る上で役立つ新鮮な情報をお届けしています。
【ラウンジトーク〜三人行〜】
空港のラウンジに集う劉叡、梅田謙、星和明の男3人がそれぞれ興味のある情報を持ち寄り、三者三様で中国について語り尽くします。毎週1つの話題について、じっくりと「ああでもないこうでもない」とラウンジでの会話を繰り広げます。今回は「中国で『メーデー』4連休、1.5億人が旅行を予定」という記事についての話題です。
今年の中国の労働節は4連休。例年よりも長い連休で旅行に行く人が多い傾向にあります。国内外問わず様々な場所に出かけますが、中でも国外の人気訪問先の一つは日本です。訪日中国人は日本の何に、どこに興味を持っているのか、百度のデータをもとにご紹介します。
国籍、出身、年齢の異なる三者三様のクロストークをどうぞお楽しみください!
関連リンク
・今週の話題:中国で「メーデー」4連休、1.5億人が旅行を予定
参考情報:中国人は日本の何が好き? Baidu Japan、2018年訪日中国人の検索動向ランキング発表
【Dr.劉のお悩み相談室】(若者の声)
2019年は「中日青少年交流推進年」!若者の声にフォーカスした内容を毎週お届けします。今週は、「Dr.劉のお悩み相談室」です。
ドクター劉とアシスタントの梅田謙または星和明が、今を生きる中日の若者から悩みを聞き、アドバイスするコーナーです。
今回は、北京第二外国語学院の潘富麗さんの「好きな人に振り向いて欲しい」というお悩みをお届けします。
前々回の「恋をしたいが、面倒くさい」、前回の「彼氏が欲しい」に続いて、今回も恋愛のお悩みです!好きな人に気づいてもらうためにどうすればいいか、きっと皆さんも悩んだことがありますよね。ですが、潘さんの状況はちょっと特別なようで……?話を聞いていくうちに、ドクター劉たちは彼女の一途な思いに心を打たれてしまいました。(出演:劉叡、梅田謙)
▲相談者の潘富麗さん(北京第二外国語学院)
二時間目 中国あれこれ&プミ族とドアン族のお茶
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組の前半は中国のトレンドや出来事などをご紹介する「中国あれこれ」です。後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーでは、プミ族とドアン族それぞれのお茶を飲む習慣についてお届けします。
「中国あれこれ」では、今月から訪日ビザのオンライン申請が可能になった話や、中国の働く若者が抱える最大のプレッシャー、そして、重慶の村で無料の健康診断を行う「かごを背負ったお医者さん」についての話をお送りします。
「56の民族、56輪の花」のコーナーでは、プミ族とドアン族のお茶の習慣をご紹介します。
雲南省南部、ミャンマーとの国境線に近い地域に住むプミ族。その起源は、青蔵高原の遊牧民族であった羌人で、そのうち13世紀頃にモンゴルの軍隊と共に雲南省に入り定住したチベット系の民族だとされています。
食習慣もチベット族と似ており、羊の乳で作ったバター「酥油」や「乳餅」などの乳製品を食べることが多く、また、お茶にもこのバターを入れて飲むことを好みます。お茶の種類は多く、羊の乳のバターを入れた酥油茶、ラードを入れた化油茶、それに塩茶、炒った米を入れた米花茶などがあります。
一方のドアン族は、雲南省西部と南部の各地に点在して暮らしています。「歴史ある茶農家」と呼ばれるドアン族は、濃いお茶を好みます。日常生活でも、客をもてなす場合でも、重要な儀式・行事の時でも、まずは濃く淹れたお茶を出す習慣があります。こうした「濃茶」はドアン族にとって西洋人のコーヒーのような存在で、元気になるために欠かせない飲み物です。特に、大人の男性や、中高年の女性は毎日飲まないと気が済まないようです。
ドアン族はお茶を淹れる際、茶葉を多めに使って、時間をかけます。濃いコーヒーのような色になってから飲むのです。濃いお茶が苦手で、夜眠れなくなってしまうという中国人は多いですが、ドアン族は長い間これを飲んできたため、その心配はほとんどなく、飲むと疲れが取れて、元気が出るということです。
また、ドアン族はよくお茶を手土産や贈り物にします。久しぶりに親戚を訪ねる時や、縁談のために女性の家を訪ねる時、さらには謝罪をするときなど、お茶を贈るのが最も誠意ある行いだと考えられているのです。
詳しくはどうぞ番組をお聞きください。(Mou)