北京
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第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが25日から27日にかけて、北京で開催されました。王毅国務委員兼外交部長は28日、今回のフォーラムの成果についてメディアのインタビューに答えました。
王外交部長は「今回のフォーラムでは、開幕式、首脳円卓サミット、ハイレベル会議のほか、12回のサブフォーラムと1回の企業家大会が行われた。中国を含める38カ国の元首と政府首脳、および国連事務総長、国際通貨基金(IMF)専務理事ら、合わせて40人が円卓サミットに出席した。フォーラム全体では、150カ国と92の国際組織からの来賓6000人余りが参加した」と述べました。
また、王外交部長は「今回のフォーラムは今年最も重要なホームでの外交であった。習近平国家主席は記者会見で、指導者の立場からフォーラムの成果を全面的に説明した。習主席の基調演説、円卓サミットの共同声明、成果リストなどの具体的な内容を見ると、6つのハイライトに総括できる。第一に、『一帯一路』のハイクオリティな共同建設の目標を確立して協力の方向性を明示したこと。第二に、グローバルな相互連結のパートナー関係を構築し、発展の連動を促進したこと。第三に、豊かな実務的成果を収め、互恵・ウィンウィンを示したこと。第四に、地方や商工業界の間のドッキングのプラットフォームを作り、協力のチャンスを拡大したこと。第五に、『一帯一路』協力の枠組みを完備させ、発展を支える体系を作り出したこと。第六に、元首同士の外交が持つけん引的な役割を発揮させ、二国間関係を深めたことだ」と指摘しました。(玉華、謙)