北京
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李克強総理は28日、北京の釣魚台国賓館で、イタリアのコンテ首相をはじめ、第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに参加した各国首脳とそれぞれ会談しました。
コンテ伊首相との会談で李総理は、「イタリアはEU(欧州連合)の重要なメンバー国であり、中国の重要な協力パートナーでもある。先月、習近平国家主席のイタリア公式訪問は円満に実施された。双方はハイレベルの往来を強化し、『一帯一路』イニシアティブをイタリアの発展戦略とマッチングさせ、インフラ施設、第三国市場、中小企業、科学技術イノベーション、金融、航空などの分野で協力を深めていきたい。また、イタリアの高品質な農産品の輸入を拡大したい」との考えを述べました。
これに対しコンテ首相は、「『一帯一路』イニシアティブは世界に繁栄をもたらす。イタリアは中国と調印した覚書をきっかけに、『一帯一路』共同建設への参与を拡大し、経済・貿易、エネルギー、金融、保険、農産品、知的財産権保護などの分野における協力を深めていきたい」と述べました。
また、李総理は同日、オーストリアのクルツ首相のほか、スイスのマウラー連邦大統領、カンボジアのフン・セン首相、パキスタンのイムラン・カーン首相とそれぞれ会談しました。(ooeiei、謙)