北京
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第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの円卓会議が27日、北京市郊外の雁栖湖国際コンベンションセンターで行われ、40ヵ国及び国際組織のトップが出席しました。習近平国家主席がこのサミットを主宰し、「質の高い『一帯一路』を建設」と題して演説をしました。
この中で習主席は、「まず協力を改善し、質の高い『一帯一路』を建設していくべきである。次に重要事項を明確化し全方位の相互連結を強化すべきである。そして体制を強化し、相互連結のパートナー関係を構築し、開放型の世界経済を発展させ、保護主義に反対し、『一帯一路』と各国の取り組みの結び付けを続けて、経済効果を拡大していく」と主張しました。
これに対して参加者は、インフラの相互連結による経済成長へのけん引力を重視し、質の高い交通運輸、資金、エネルギー、デジタル面での連結を進めて、引き続き世界経済の成長への力としていきたいと表明しました。
また、「一帯一路」について、エコで持続的な発展を支持し、資源節約型や環境に優しい事業を進めたいとの意向を示しました。
更に、「一帯一路」は現在、世界で最も偉大な経済協力の一つと見ており、実施から5年間における各国への着実な利益や国際協力への重要な貢献を高く評価しました。(非、森)