北京
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23/19
北京で行われていた第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが、27日午後に閉幕しました。習近平国家主席は記者会見に臨み、サミットの円卓会議でプレスコニュニケならびに成果のリストを発表すると明らかにしました。
その中で、習主席は、「円卓会議で、質の高い『一帯一路』を建設することで合意した。『一帯一路』サミットは重要な多国間協力の場であり、これからも定期的に開催し、実務協力を強化し、実りある成果を収めるようとの期待が示された」と述べました。さらに「今回のサミットで、283項目の政府間協定が調印され、中国はホスト国としてこうした成果をまとめ、リストを発表する。また、期間中に行われたビジネス関係の会合に多くの関係者が参加し、合わせて640億ドル相当の契約が取り交わされた。これは、『一帯一路』が時代に合い、民心をとらえ、世界のためになることを示している。『一帯一路』は、共栄への道、好機への道、世界経済の成長に多くのルートを切り開き、人類運命共同体の構築に新たな貢献をしている」と強調しました。
また、習主席は「これから『一帯一路』を建設する上で、重要事項が明らかになった。すなわち、陸、海、空、そしてインターネットで相互連結を強め、良質で持続可能、リスクに耐え、適切な費用で、包容的なインフラ整備を進めるということである。また、広範囲に文化交流し、様々な民生プロジェクトを実施していく。特に、発展途上国の経済成長を支援し、グローバルなバリューチェーン、産業チェーン、サプライチェーンへ融合させ、利益を得ていく。各方面は、グローバルな相互連結のパートナー関係構築を支持し、協力メカニズムを強化して、二国間そして第三国市場で協力を強化することで一致した」と語りました。(非、森)