北京
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習近平国家主席は25日、人民大会堂でマレーシアのマハティール首相と会談しました。
習主席はその際に、「中国とマレーシアが国交を樹立して45年が経った現在、両国関係は新たな歴史上のスタートラインに立っている。我々は『一帯一路』共同建設を契機に、両国関係の美しい未来を切り開くべきだ」としました。その上で「『一帯一路』の共同建設は中国の全方位的な開放を推し進め、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の協力の質の向上とグレードアップにつながる。中国はマレーシアが来年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)のホスト国を務めることを支持する。これによって、地域経済一体化と経済のグローバル化を推進し、開放型世界経済の構築を促進することを期待している」と指摘しました。
マハティール首相は、「マレーシアは中国との関係を大切にしている。中国側との意思疎通と協力を強化し、引き続き両国関係の正しい軌道に沿ったハイレベルの発展を推進していきたい」と示しました。さらに「『一帯一路』共同建設は各国の発展におけるインフラ施設や交通運輸面での難題を解決できるだけでなく、国家間の発展のアンバランスという問題を解決し、各文明間の対話と交流を促して、人類が直面している戦乱、過激主義、テロリズムなどの問題を根源から無くすことにもつながるだろう」と述べた上で、「一帯一路」への参与を通して自らの発展を図ると共に、中国側と地域問題における協調を強化して、ASEANと中国との関係発展にも貢献していきたいとの考えを示しました。(洋、星)