北京
PM2.577
23/19
第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに出席する外国の政治要人が、次々と北京を訪れる中、習近平国家主席とそれら要人らとの会談が続いています。
この日、習主席は、チリのセバスティアン・ピニェラ大統領と会談し、「チリは、新中国と国交を樹立した初めての南米国家であり、初めて中国の完全な市場経済国の地位を承認した国であり、初めて中国と自由貿易協定に調印した南米の国家だ」と両国が共同で成し遂げた多くの初めてを列挙しました。
チリは「一帯一路」の共同構築において、他に先駆けて中国と政策の疎通、施設の連結、貿易の円滑化、資金の融通、民心の通じ合いなどにおける協力を行い、これらの協力の中から利益を享受し続けています。チリのワインやチェリーは、ますます多くの中国の消費者に好まれるようになっている他、先頃には、中国製の電気バス数百台がチリの首都サンティアゴに到着しています。電気バスがもつ高品質、快適さとエコフレンドリーなどの利点は、チリ政府と国民の高い評価を受けるなど、南米大陸、太平洋向かい側にある地の果ての国であるチリと中国との距離がますます縮まる姿がそこにあります。
習主席は、この日、「今回のフォーラムで、世界の指導者たちは、協議、協働、共有の原則に則り、双方の開発政策のマッチング、インフラ施設の相互連結、持続可能な発展など、共に関心をもつ議題について議論した。こうした動きは、世界経済の成長と国際経済協力の促進に更に貢献していくことだろう」と述べました。(任春生、む)