北京
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習近平国家主席は24日北京で、第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに出席するため中国を訪問しているチリのセバスティアン・ピニェラ大統領と会談しました。習主席は「『一帯一路』の共同構築を契機に、中国とチリの全面的な戦略パートナー関係を新しいレベルへ推進すべきだ」と述べました。
習主席は「チリは、『一帯一路』の共同構築における重要な協力パートナーだ。双方の発展戦略をドッキングさせ、重点分野とプロジェクトを確定して、相互連結を促進していくべきである。また、二国間の貿易と投資のグレードアップを推し進め、鉱業やクリーンエネルギー、情報通信、電子商取引などの分野での協力を強化するとともに、来年に控えた両国の国交樹立50周年を祝う一連のイベントの実施を通して、国民間の相互理解を促進していくべきだ」と語りました。
これに対しピニェラ大統領は「チリと中国の国交樹立から50年にわたって、両国関係は迅速な発展を収めてきた。チリは『一帯一路』共同構築を支持し、地域の相互連結を促進している。中国のイノベーション発展やグリーン発展の経験を参考にし、関連の協力を深め、拡大していきたい」と述べました。
会談後、両国元首は双方の協力文書の調印式に立ち会いました。(玉華、謙)