北京
PM2.577
23/19
1時間目 「中国は世界経済のエンジンでありつづける&「中欧班列」、日本関連の動き&中日青少年交流推進年幕開けへ
担当:王小燕、斉鵬
北京の町には、新緑に映えて、ライラックの香りが漂う季節となりました。こんな中、先週、中国と日本の間では、政府も民間も交流の活況を見せるようになっています。
先週末、河野太郎外相が北京を訪問し、王毅国務委員兼外交部長と共に中日ハイレベル経済対話を主宰し、中日青少年交流推進年のオープニングセレモニーにも出席しました。また、現在開催中の第9回北京国際映画祭において、定例に従い、公式イベントとして「日本映画週間」が13日~20日まで行われている最中です。今年は、筋ジストロフィーで、車いす生活を強いられていた青年の実話に基づいた『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』を始め、最新の日本映画6作品が北京の映画館で上映されています。
こんなうららかな春景色が広がっている北京からお送りする今週の番組は、まずは「CRI時事解説」です。「世界経済の『微妙な時』にあって、中国はエンジンでありつづける」と題するCRI論説員の文章を抜粋してご紹介します。続いて、新コーナー「身近に間近に“一帯一路”」では、中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列(チャイナ・レールウェー・エクスプレス)」をめぐる日本側の最新の動きについてお伝えします。横浜から出港した日本からの貨物が、現在、厦門(アモイ)発の貨物便に乗って、ドイツのデュイスブルクに向かってい最中です。
最後の「スペシャルバスケット」では、中日青少年交流推進年の一環として、日中友好協会が派遣した今年初の日本大学生訪中団を歓迎するレセプションでのインタビューをお届けします。
2時間目 JETRO北京事務所・堂の上武夫所長に聞く
「ラーメン・介護・電子部品…」~中日経済の新トレンドを語る
聞き手:王小燕
相互依存関係の高まる中国と日本の経済交流。現場では今、どのようなトレンドが注目されているのか。
蘭州ラーメンの日本進出に始まり、中国製品への日本製部品の組込み、中国でも社会問題になりつつある高齢者介護、日本の地方都市に観光やビジネス目的で滞在する中国人……中日の経済関係の新たなトレンドについて、堂ノ上所長が語ります。
【プロフィール】
堂ノ上 武夫(どうのうえ たけお)さん
日本貿易振興機構(JETRO)北京事務所 所長
1987年、日本国通商産業省に入省、在中国大使館書記官(1996~1999年)、通商産業省貿易局輸入課長補佐(1999~2001年)、九州経済産業局総務課長(2001~2003年)、在中国大使館参事官(2003~2007年)、経済産業省国会担当参事官(2007~2009年)、日中経済協会北京事務所長(2009~2011年)、在中国大使館公使(2011~2013年)、特許庁総務課長(2013~2014年)、特許庁総務部長(2014~2015年)、経済産業省大臣官房審議官(2015~2017年)等を経て、2017年から現職。
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