北京
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情報番組「Beijing Hour~北京アワー~」(最終回)
北京の最新情報や中国で話題になっていることなどをゆるりとお伝えする番組「北京アワー」。入社9年目の劉叡アナと北京歴4年目の星和明アナのコンビが隔週でお届けしています。大きなニュースにならないけれども、中国で話題になっていることやもっと掘り下げてみたい身近なことなど、今の中国のありのままの姿について自由気ままにお話していきます。
20回目の放送は「北京にある世界の市場を行く(後編)」です。北京の街には「世界」が溢れています。大使館や外資企業、レストランなど至る所で世界を感じさせるものや場所がありますが、今回は前回に引き続き、「三源里菜市場」つまり野菜市場に凝縮された世界をご紹介します。市場は、果物エリア、肉エリア、海鮮エリア、調味料エリア、野菜エリアに分かれています。今回は、その中でも調味料エリアと野菜エリアをご紹介します。一体どのように「世界」を楽しむことができるのか、現場からのリポートをお届けします!
そして、ここでお知らせです。情報番組「Beijing Hour~北京アワー~」は、今回の20回目をもちましてコーナーを終了いたします。20回にわたって、「いま」の中国をありのままにお伝えしてきました。スタジオだけでのトークにこだわらず、北京の街に積極的に飛び出し、「生」を伝えることにこだわった企画を多数お届けしてきました。リスナーの皆さんから多くのコメントを頂きました。本当にありがとうございます。4月からはコーナーを新たにして、メンバーは変わらず劉叡、星和明で新しい挑戦を続けていきます。乞うご期待下さい!
「Dr.劉のお悩み相談室」
今を生きる中日の若者の悩みにアドバイスをする「Dr.劉のお悩み相談室」。今回は、清華大学に留学している中田智紀さんの「留学中だが中国語のリスニング力が伸びない」というお悩みをお届けします。
中国あれこれ&少数民族の祭り(「水かけ祭りなど」)
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組の前半は中国のトレンドや出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーでは少数民族の祭りの話をお届けします。
「中国あれこれ」では、喫茶店と一体になった中国の実店舗の書店や中国人の海外旅行、全国鉄道のダイヤ改正の話題についてお送りします。
そして、「56の民族、56輪の花」は、ラフ族の旧正月やドアン族の水かけ祭り、リス族の年越し祭りについてお送りします。
ラフ族にとってもっとも重要な祝祭日は旧正月。この祭りは9日間続き、1日から5日までは「女の正月」、7日から9日までは「男の正月」とされています。なぜかと言うと、昔、ラフ族の男性は旧正月前によく狩猟に出かけていました。その帰りが遅くなり、旧正月の元日に間に合わないことがよくありました。このようにして、旧正月は男性たちの留守中の女正月と、家に帰った後の男正月の二つに分けられました。いまでは狩猟は少なくなったものの、昔の慣わしはそのままに定着しました。
ドアン族の最も重要な祝祭日は「澆花節」。溌水節とも呼ばれる「水かけ祭り」は清明節の1週間後に行われます。ドアン族にとって新年を祝う祝日でもあり、若い男女が恋人を見つける重要な場でもあります。2008年にドアン族の水かけ祭りは、中国の無形文化財として認められました。
リス族は、民族独自の暦「自然暦」を持ちます。新暦の12月5日から1月10日前後が年越しの期間となり、リス族にとって最も重要な祭り「闊什節(kuò shí jié)」という年越しの祭りがこの期間に行われます。五穀豊穣を祈って各家庭ではその年の最初に脱穀したもち米や米を備えます。年越しの祭りは12月5日から1月10日までの一か月近くあり、長期の休みを取ります。
詳しくはどうぞ番組本編をお聞きください。(Mou、星)