北京
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15日、第13期全国人民代表大会第2回会議の閉幕会議後に、李克強総理による記者会見が開かれました。その内容について、シンガポール国立大学中国商務研究センターの傅強教授は「今年、李総理が行った政府活動報告と記者会見には、中国政府が発信する積極的なシグナルが多数含まれていた」と述べました。
傅教授は「今年は、世界経済の発展の見通しが不透明で、中国経済は減速の新たな圧力に直面している。しかし、中国はすでに対策を打ち出している」とし、「中国政府の減税への決意が最も印象深かった。李総理は大規模な減税を行い、政府の貯蓄を利用して自らの肉を切り、刃を内側に向け、『壮士断腕(勇敢な男は毒蛇に腕を噛まれた時、毒が全身に回らぬよう腕を切り落とす)』の改革を進めると述べたが、これには非常に賛成だ」と述べました。
また、国内外から注目される外商投資法が会議で採択されたことについて傅教授は「この法律によって、外国企業からの対中投資に関する新型の法律制度の基本的枠組みができ、中国の対外開放や外資導入促進の基本政策と方針が決まった」と評価しました。(Mou、謙)