北京
PM2.577
23/19
ここ数日、全国人民代表大会と全国政治協商会議、いわゆる「両会議」に、世界のメディアが注目しています。エジプトの有力紙「アル・アハラーム」はウェブサイトに多くのコメントを掲載し、両会議を高く評価しています。
「アル・アハラーム」の記者であるマハマウド氏は、これまで2年間、中国に関する報道に携わっており、両会議について「世界が中国を知る重要な窓口であり、打ち出された措置は中国の経済や国民生活に関わり、世界の発展に直接あるいは間接的な影響を与える。今年の『政府活動報告』は、全方位的な対外開放や貿易投資の自由化、利便化を促進すると示しており、エジプトなどアフリカに至る『一帯一路』の建設につながっていく」と見ています。
また今回の両会議で、来年1月1日から「外商投資法」が実施されると決定しました。これについて「アハラーム」は、「外商投資法が中国・アラブ諸国の投資や協力を促進」と題した文章を掲載し、「外国の投資を促進し、安定的で期待のできるビジネス環境を構築するといった措置は、アラブ諸国の企業誘致へ質のよい土壌を用意してくれるようなもの」と評しています。(殷、森)