北京
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青海チベット高原に位置するチベット自治区は、「千山の祖、千水の源」といわれるほどに、チベット自治区自身のみならず、周辺各省や各国の環境保全に大きな影響を与える地域であることから、今年の全国人民代表大会(全人代)と全国政治協商会議(政協)の年度例会の場で、チベット代表らは、生態環境保護における措置などについて、現地の状況に関する説明を行いました。
植林の状況について、ゴゴ・ラサ市長は、「特に3000メートル以下の地域で大きな成果を挙げている」としました。また、中国共産党ニンティ市委員会副書記のワンドゥイ市長は、「資金面、法整備、監督管理など一連の措置をとってきた。近年、中央や自治区の支持の下、より多くの地元市民が環境保護に参加し、それにより市民らの収入も増えている」と状況を説明しました。
さらに、チベット自治区住居・町建設庁のスランニマ局長は、「多くの大河の源を発するチベットにおいて、汚水やゴミの処理は大変重要だ。昨年、40余りの街で汚水ゴミ処理場を建設した。環境の保護と改善に積極的役割を果たすことが期待できると思う」と述べました。(閣、む)