北京
PM2.577
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第13期全国人民代表大会(全人代)第2回会議は12日から、最高人民法院と最高人民検察院の活動報告を審議します。二つの報告書では共に、国家の政治的安全の維持に焦点があてられたものとなっています。
最高人民法院の活動報告は、「昨年は、中国各級の法院において、国家政権転覆や分裂を煽動する犯罪やスパイなどの犯罪、テロ行為、法律の施行を妨げる過激な行動などを厳しく処罰してきた。今年は、国家の安全を脅かす犯罪を一層厳しく処罰し、政権や制度の安全を中心とした国家の政治的安全を断固として守っていく」との方針を示しています。
一方で、最高人民検察院の活動報告は、「政治的安全の維持を最優先し、様々な政権転覆行為や破壊行為、暴力、テロ、民族分裂、宗教宗派による過激な活動を断固として取り締まっていく」との方針を示しています。(閣、む)