北京
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習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は10日午後、第13期全国人民代表大会第2回会議に出席している福建代表団の審議に参加した際に、「台湾海峡両岸の融合発展の新たな道を模索し、台湾同胞を平等に扱い、大陸の同胞と同様に台湾同胞にも恩恵をもたらさなければならない」と強調しました。これが海峡両岸同胞の間で話題になっています。
全人代代表の江蘇省台湾同胞聯誼会の鄒振球会長は、「習総書記の談話は今後の活動において具体的な要求を提示している。今後、両岸交流の活動はより具体的、繊細、着実に取り組み、同胞の心に響くものを行っていかなければならない」と述べました。
台湾嘉義で生まれた林智遠氏は、2015年に福建省の平潭で起業しました。林氏は、習総書記の「台湾同胞を平等に扱い、大陸の同胞と同様に台湾同胞にも恩恵をもたらさなければならない」という言葉にぬくもりを感じたとし、「大陸で奮闘する幅広い台湾同胞にとって大きな励ましとなる」と示しました。
全人代代表で福建省台湾同胞聯誼会の梁志強副会長は、「福建省は両岸融合発展の新たな道の探索に努めている。引き続き、電子商取引、ブライダル産業、建築などの分野における新たな協力モデルを模索していきたい」と語りました。
北京連合大学台湾研究院の朱松嶺教授は、「習総書記の重要談話は人民を中心とする執政理念を反映している。台湾に関する内容は簡潔で分かりやすく、内容も豊富で、福建省の対台湾地域の活動に関して肯定と期待もあれば、更なる融合発展の道の探索においてもマクロ的な面で指導意義がある」としました。(RYU、星)(RYU、星)