北京
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建設中の大興国際空港内部の様子(撮影:李佳芸)
「大型プロジェクトで北京の発展を体験」をテーマとする北京大興国際空港ターミナル建設工事現場取材ツアーが1日午後、北京市大興区で実施されました。AP通信、AFP通信、CNN、BBCなどの海外メディアの記者らは北京大興国際空港のプロモーションビデオを視聴するなど、北京都市建設グループ新空港建設副総指揮を務めるメイン・ターミナル・プロジェクトマネージャーの李建華氏による説明を受けて、新空港の建設計画と建設状況を視察しました。
取材を受ける李建華氏(右から1番目 撮影:李佳芸)
大興国際空港は北京市の中軸線の南端、北京・天津・河北地域圏の中心部に位置しており、河北省雄安新区と北京副都心をつなぐ中間地点にあります。落成後は中国の総合的な交通発展や北京・天津・河北地域の協同発展の促進に繋がることが期待されています。現在、同プロジェクトを取り仕切る李建華氏は約3200人の従業員と共に、6月30日を期限とする竣工目標に向けて、ターミナルの建設に全力で取り組んでいます。
大興国際空港と首都国際空港の今後の役割分担について、李氏は、「中国東方航空や中国南方航空などの航空会社を集めて国内線と国際線のネットワークの完備を図る北京大興国際空港に対して、従来の北京首都国際空港は中国国際航空会社などのスターアライアンス加盟各社をメインとする利用になる」と説明しました。