北京
PM2.577
23/19
中央ラジオ・テレビ総台(CMG /チャイナ・メディア・グループ)と広東省人民政府は2日、北京で、連携強化に向けての枠組みの調印式を行い、中国共産党中央政治局の委員で、広東省共産党委員会の李希書記が出席しました。中国共産党中央宣伝部副部長で中央ラジオ・テレビ総台の慎海雄台長と、広東省共産党委員会副書記である馬興瑞省長が、双方を代表して協定に署名し、挨拶に立ちました。
協定によりますと、中央ラジオ・テレビ総台は広東省の省都・広州で「広東省・香港・マカオのベイエリア」本部と広東本部を設置するほか、深センにベイエリアニュースセンターを設けるとのことです。
慎台長は挨拶の中で、「中央ラジオ・テレビ総台は、習近平総書記のメディア融合推進に関する重要な談話と総台活動に対する重要な指示に基づいて、メディア融合を加速させ、4K、5G、AIというスマート化メディアを形成し、影響力のある国際的な主流メディアを目指していく」と語りました。
また、馬興瑞省長は「広東省は様々な事業を確実に実施し、CMGの発展により良いサービスを提供できるよう努めていく」との考えを示しました。
珠江デルタ地帯は、中国で開放レベルが最も高く、経済力の高い地域の一つです。CMGは今後、広東省を拠点に、地元のプレスセンターやカルチャー産業の拠点の整備に力を入れていきます。(非、森)