北京
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23/19
情報番組「Beijing Hour~北京アワー~」
北京の最新情報や中国で話題になっていることなどをゆるりとお伝えする番組「北京アワー」。入社9年目の劉叡アナと北京歴4年目の星和明アナのコンビが隔週でお届けしています。大きなニュースにならないけれども、中国で話題になっていることやもっと掘り下げてみたい身近なことなど、今の中国のありのままの姿について自由気ままにお話していきます。
18回目の放送は、おなじみの「百度ランキング」です。中国のネットユーザーの関心事を検索された回数でランキング付けし、発表しています。春節期間ということもあり、ネット上では様々な話題が上がりました。その時期ならではの話題やホッとする話題など、「生」の中国を見ることができます。今現在、何を検索しているのか、中国社会のホットな話題を読み解いていきます。
「Dr.劉のお悩み相談室」
今を生きる中日の若者の悩みにアドバイスをする「Dr.劉のお悩み相談室」。今回は、北京語言大学に留学している速水智苗さんの「帰国後の中国語レベルの維持が心配」というお悩みをお届けします。
中国あれこれ&人口が特に少ない少数民族(タタールとトーロン)
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーは、少数民族の中でも人口が特に少ない民族のタタール族とトーロン族についてお送りします。
「中国あれこれ」は「お一人様経済」が盛んになりつつあることや、中国でスキー場が急激に増えていること、それにファーウェイ(華為)が折りたたみ式の5Gスマホ「Mate X」を発表したことについてお送りします。
「56の民族、56輪の花」は、人口が特に少ない民族、タタール族とトーロン族についてです。
2010年に行われた第6回国勢調査によりますと、中国で暮らしているタタール族は3556人で、中国でも人口が特に少ない民族です。北西部にある新疆ウイグル自治区昌吉ホイ族自治州の奇台県大泉タタール郷は、中国で唯一、タタール族を主体とする少数民族の自治区域です。
タタール族は主に商業、手工業、牧畜業を営み、食事には、麺類、肉類、乳製品が欠かせません。また、この民族は非常に礼儀を重視する民族で、挨拶の際は、男性は片手、女性は両手で握手する習わしがあります。
一方のトーロン族は、同じく2010年の調査では人口が7000人でした。1万人以下の民族は、中国全体でトーロン族を入れて7つあります。
トーロン族はお客を招くことが大変好きで、通りすがりの見知らぬ人でも家に招いてもてなすという熱心な温かい民族です。また、信義を重んじる質素で倹約な道徳意識を持っており、「道に落ちているものでも拾わず、夜も戸締りが不要」というのが美徳として今でも残っています。ですから、旅人にとってトーロン族が住んでいる地域は安心して旅できそうな場所です。
詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou、森)