中国・ASEANメディア交流年がスタート

　20日、北京で、中国・東南アジア諸国連合（ASEAN）メディア交流年の開幕式が行われました。この中で黄坤明中国共産党中央委員会政治局委員、中国共産党中央委員会宣伝部長が習近平主席の祝賀メッセージを読み、ASEANの議長国であるタイのウィラサック・ フートラクン外務副大臣がプラユット首相の祝賀メッセージを読み上げました。プラユット首相は「文化交流はパートナー関係を深めるうえで重要な戦略だ。われわれは今年、ニュースや出版、ラジオ、映画、テレビといった様々なメディアで一連のイベントを企画しており、フォーラムや共同制作、交流訪問、スキルアップ活動、記念式典といった多種多様な形で展開していく。こうした事業やイベントは、理解を深め、技を磨き合い、意志を疎通させることにつながるほか、ASEANと中国のパートナー関係を一段と強くするものだ」と強調しました。

　また開幕式で、チャイナ・メディア・グループの聶辰席局長が中国側実行委員会を代表してあいさつに立ち、「メディア交流年は双方のメディアにとって協力の場となる。この場を活用して、共に進歩し発展して欲しい」と述べました。

　期間中、チャイナ・メディア・グループは中国側の旗振り役として、外交部とともにASEAN各国と一連のイベントを行う予定です。（朱　森）