北京
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23/19
一時間目 情報番組「Beijing Hour~北京アワー~」
北京の最新情報や中国で話題になっていることなどをゆるりとお伝えする番組「北京アワー」。入社9年目の劉叡アナと北京歴4年目の星和明アナのコンビが隔週でお届けしています。大きなニュースにならないけれども、中国で話題になっていることやもっと掘り下げてみたい身近なことなど、今の中国のありのままの姿について自由気ままにお話していきます。
15回目は2019年に突入して最初の放送です。そこで紹介するのは、知っているようで意外に知らない生活情報。中国で生活する上で欠かせないスーパーは、地元の会社が運営するものや外資系のスーパーもあり、商品はお店によって異なります。中国・北京のスーパーでは、一体どんなものが売られているのでしょうか。今回も劉アナと星アナがスタジオを飛び出して現場からお伝えしていきます。「中国スーパー巡り〜前編〜」をお聞きください。
「Dr.劉のお悩み相談室」
今を生きる中日の若者の悩みにアドバイスをする「Dr.劉のお悩み相談室」。今回は、北京大学の劉艾葶さんの「一人暮らしにワクワクする一方、心配な面もある」というお悩みをお届けします。
二時間目 中国あれこれ&少数民族の人口
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーは少数民族の人口についてお送りします。
「中国あれこれ」は、年越し料理の話や、中国人の間で日本の不動産が人気を呼ぶこと、爆発的な勢いの成長を見せる国内氷雪旅行についてお送りします。
「56の民族、56輪の花」は少数民族の人口の話です。
中国では人口の主体となる漢族のほかに政府から認められる少数民族は55あります。中国では、各民族が平等な権利を享受し、1950年代から各民族の名称やルーツなどを調べるいわゆる民族識別の作業を行ってきた結果、55の少数民族が正式に承認されました。
少数民族の人口は国全体の8.49%を占める、およそ1億2000万人です。少数民族の居住地区は西部地区や国境に近い地域に比較的に集中し、2万キロに及ぶ全国の陸上国境線はほとんどが少数民族地域です。人口が少ない上に、人口密度は、低いところ、例えばチベット自治区では1平方キロわずか1.8人で、東部沿海地域よりはるかに少なくなります。
全国では少数民族の自治区が5つあります。つまり、内蒙古自治区、新疆ウイグル自治区、チベット自治区、広西チワン族自治区、寧夏ホイ族自治区です。それに少数民族の自治州が120カ所、民族郷が200カ所以上あります。このほかにも少数民族は全国の広い範囲に分布します。56の民族が揃った省や自治区は11あり、全体の3分の1以上を占めます。
中国では少数民族に対して漢族より緩やかな計画出産政策が実施されますから、少数民族の人口の増加は漢族より早くなります。1953年に行われた第一回国勢調査では少数民族の人口が3532万人でしたが、2010年の第6回国勢調査では少数民族人口がその3倍近くの1億1379万人になり、さらにその調査から9年ほど過ぎたいまでは少数民族人口が1億2千万に達したとみられます。少数民族人口が国全体に占める割合も1950年代の6.1%から2010年に8.49%に向上しました。
少数民族の中で人口が1000万を超えたのは4民族で、チワン族、ホイ族、満族、ウイグル族です。
詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)