北京
PM2.577
23/19
1時間目 米国の「チベットへの対等進出法」、何を企てているのか&「イタズラ爺さん」奥田正彦さんのハンコ彫り「蹇蹄先印石橋霜」
担当:王小燕、斉鵬
月日が経つのは早いもので、火曜放送の「ハイウェイ北京」も今年の最終回を迎えました。これまでの一年、リスナーの方々からいつもたくさんのお手紙、Eメールをいただき、本当にありがとうございました。2019年も、皆さんに楽しんでいただける番組作りを目指していきます。どうぞよろしくお願いします。
今週の番組ではまず、「CRI時事解説」です。「米国の『チベットへの対等進出法』、何を企てているのか」と題するCRI論説員の文章を抜粋してご紹介します。続いて、「スペシャルバスケット」は12月27日まで、清華大学美術学院で開催中の「岡崎嘉平太とLT貿易時代」特別展開幕式でのインタビューをお送りします。
後半は「イタズラ爺さん・奥田正彦さんのハンコ彫り」です。今月は、清の詩人・李漁の詩「早行」から「蹇蹄先印石橋霜」をご紹介します。
なお、来週火曜日は2019年1月1日、新年特別番組として、CRI日本語放送恒例の「紅白歌比べ」のほか、王小燕・斉鵬・閔亦氷の3人によるスペシャル番組「新春カルチャー・ナイト」をお送りします。どうぞお楽しみに!
2時間目 「焼酎大使」に中国人を起用~鹿児島県上海代表処・伊瀬知強さんに聞く
聞き手:王小燕
「日本の自治体職員在中国 加油!」シリーズ65回のゲストは鹿児島県特産品協会上海代表処の伊瀬知強さんです。近代日本のスタートとなった明治維新から150周年になる2018、NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の放映で、認知度向上中の鹿児島。なんと、上海までの直線距離が800キロ!東京よりも近いとは。中国と近い立地にあることもあり、昔から濃厚な交わり合いがありました。現在は、省県レベルでは、江蘇省と青少年、文化、学術交流などを展開していますが、それ以外にも鹿児島市と湖南省長沙市、薩摩川内市と江蘇省常熟市、南さつま市と江蘇省宿遷市など、市町村レベルでの地方交流も盛んに展開されています。
伊勢知さんは今回はピンク色のハッピー姿でマイクの前に座りました。文字通り、鹿児島を背負っての出演となります。中国における鹿児島焼酎文化の普及の現状、魅力的な離島の観光資源、グルメのおいしさなどをめぐって、分かりやすく紹介してくれています。
鹿児島県は、去年、なんと「焼酎大使」に中国人を起用!「かごしま焼酎大使」として白羽の矢が立ったのは、上海生まれのベテラン俳優・林棟甫(リン・ドンフウ)氏(61歳)。焼酎大使としては第2号であり、外国人としては初だそうです。「本格焼酎の最大の海外輸出国は中国であり、今後も市場拡大が期待されている」と伊勢知さん。リン氏は無類のジャズ好きとしても知られており、現在は上海の中心地で「ジャズ喫茶」ならぬの「ジャズ焼酎」の店を経営しているそうです。
「櫻島は危なくないですか」
「火山灰を生かしたプレゼントはないか」
「火山灰は植物を栽培したり、有効利用の方法はないのか」
「黒豚に黒牛、黒さつま鶏に黒酢、焼酎の瓶まで黒い。黒が多いように感じますが…」
スタジオには、CRIのインターン生も収録に立会い、次から次へと出された質問に対しても、伊勢知さんは余裕の様子でした。詳しくは番組をお聞きください。
【プロフィール】
伊瀬知 強(いせち つよし)さん
公益社団法人鹿児島県特産品協会上海代表処 首席代表
1967年 鹿児島県鹿児島市生まれ
1991年3月 鹿児島大学法文学部卒業
1992年4月 鹿児島県庁入庁
2002年4月~2004年3月 自治体国際化協会シンガポール事務所で勤務
2004年4月~2013年3月 観光課、企画課、国際交流課、かごしまPR課などで勤務
2018年4~ 公益社団法人鹿児島県特産品協会上海代表処で勤務
この番組をお聞きになってのご意見やご感想をぜひお聞かせください。メールアドレスはnihao2180@cri.com.cn お手紙は【郵便番号100040 中国北京市石景山路甲16号中国国際放送局日本語部】もしくは【〒152-8691 東京都目黒郵便局私書箱78号 中国国際放送局東京支局】までにお願いいたします。皆さんからのメールやお便りをお待ちしております。