北京
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23/19
習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席が18日に改革開放40周年記念大会で行った演説が、欧州各国でも反響を呼んでいます。
ドイツでは、教育学者のシュネル・クロッペル氏が「世界に扉を開くことは、理解や交流を深める基盤になる。改革開放は中国に数多のチャンスをもたらした。それにより、国民は日増しに豊かになり、中国は世界のステージに上がることができた」と述べました。
また、ドイツ・ミュンヘン経済研究所対外貿易センターのガブリエル・フェルベマイヤー主任は、「中国が提唱した『一帯一路』構想は、沿線の関係各国に発展のチャンスをもたらした。経済のグローバル化のトレンドに合致している」とし、さらに、中国とヨーロッパを結ぶ列車を例に挙げ、「シルクロード沿線各国に交通輸送コストの低下と安全性をもたらしたと共に、第三者市場を共同開発する可能性ももたらした」と語りました。
一方イギリスでは、グローバリゼーションの概念を初めて提唱したイギリス学士院のマーティン・オルブロー氏が「習主席の演説は、今後の改革開放とグローバリゼーションとの関係を深く解説するものだった。グローバリゼーションを効率的に推進するとともに、関係各国と国民が利益を享受できる、全世界にとって素晴らしいものになるだろう」としました。
また、イギリス商業界の代表者として、法律事務所リンクレーターズLLPのグローバル・パートナーであるギデオン・ムーア氏は「今回の演説は、今後の世界金融市場における改革開放の重要な役割を明確にさせた」と話しました。
また、イタリア現代中国研究センター(CSCC)のミケランジェロ・コッコ主任は「演説から伝わってきた最も重要なシグナルは、中国は改革開放をいつまでも続けていくのだという、決意である」と評価しました。(閣、謙)