北京
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習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席が18日に改革開放40周年記念大会で行った演説が香港とマカオで反響を呼び、現地の各メディアが取り上げています。
香港の『大公報』は社説の中で、「改革開放が700万の香港人を含むすべての中国人にもたらした最大の変化は、この300年間で初めて、胸を張り、安定の中で人間として生き、物質面と精神面の両面で満足感、幸福感、安全感を持てるようになったことだ。今日を生きる中国人は、今の道に沿って歩き続ければ、この国は必ずや強大に、豊かになるだろうと信じている」と示しました。
また、香港の『文匯報』の社説は、「改革開放において、香港はかけがえのない役割を果たしてきた。そのことは、習主席と中央政府からも十分に認められている。香港は引き続き改革開放の新たな長い道のりに身を投じ、中華民族の復興の責任を共に担っていくべきだ」と強調しました。
そのほか、19日に発行された『マカオ日報』や『華僑報』、『新華澳報』、『市民日報』といった主要新聞紙も、改革開放40周年記念大会の様子と習近平総書記の演説を一面で取り扱い、その解説や社説を掲載しました。
そのうち、『澳門日報』は社説の中で、「改革の拡大を堅持し、人類の運命共同体の構築を絶えず推し進めて行くべきだ。中国の発展は世界と切り離せず、世界の繁栄も中国を必要としている」と指摘しました。
また、『新華澳報』の社説は、「大会では、『改革開放』は永遠に進められるという自信や決意が表明された。マカオ特別行政区は、初心を忘れず、使命を胸に刻み、引き続き『一国二制度』、『マカオ人がマカオ人を管理する』という高度な自治事業を推し進め、より大きな奇跡を起こしていくべきだ」と呼びかけました。(藍、謙)