北京
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一時間目 「パナソニック、中国の火鍋店に自動配膳ロボを納入」など
来てからもう3年と感慨に浸る梅田と星がいる北京。そんな北京からお送りするハイウェイ北京木曜日1時間目は、劉叡、日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人のコーナー「ラウンジトーク〜三人行〜」。それぞれが興味のある話題を持ち寄って、三者三様で中国について語り尽くします!今回は「パナソニック、中国の火鍋店に自動配膳ロボを納入」「「2時間で2億6千7百万元を稼ぎ出す淘宝ライブコマース」「ソフトバンク系『ペイペイ』アリペイとスマホ決済提携 加盟店舗拡大」という話題についてです。番組ラストの「今週の一言」までお楽しみください!
二時間目 中国あれこれ&オロンチョン族
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーはホジェン(赫哲)族についてお送りします。
「中国あれこれ」は、中国人の海外旅行の特徴、冬の国内旅行のホットポイント、上海女性の初婚年齢が上昇したことについてお送りします。
「56の民族、56輪の花」はホジェン(赫哲)族の話です。
ホジェン族は黒竜江省東部の黒竜江・ウスリー川・松花江の間の「三江平原」に居住する民族で、少数民族のなかで人口がとくに少なく、2010年の第6回国勢調査の結果、ホジェン族の人口は5354人でした。
ホジェン族の自治による区域は主に黒竜江省の同江市街津口赫哲族郷、双鴨山市四排赫哲族郷などで、中国のほかに、ロシアにもホジェン族が暮らしており、ナナイ族と呼ばれます。
ホジェン族は居住する範囲が広く、居住地区によって差異があり、自称も異なり、歴史上民族の名前が多く、ナナイ、ナニオなどがありました。ホジェン族という名前は「下流」あるいは「東方」の意味があり、最初に現れたのが清代初期1663年の頃で、広く知られたのは1934に「松花江下流のホジェン(赫哲)族」という本の出版がきっかけです。
言語は満族語に近く、ツングース語派南方ツングース語に属し、文字はありません。ホジェン族は漢族と交じり合って居住していますから、ほとんどは漢語に通じます。
かつては河川での漁労を生業とし、サケ,マス,チョウザメなどを捕獲しますが、河川の凍結する冬期には森林での狩猟も行います。また、犬ぞりやスキー,白樺の樹皮製品で知られ、かつてはロシア,日本など広範囲での交易にも従事していました。
1956年以降、ホジェン族は漁労、狩猟、農業聯合生産合作社に組まれ、さらに1959年に国営農場に加わり、漁労や狩猟の生産隊に参加し、経済がかなり発展していました。1960年代から土地が大規模に開発されたことから、狩猟の資源が大幅に減り、ホジェン族は狩猟を放棄して漁業に専念するようになりました。
詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)