北京
PM2.577
23/19
こんにちは、日本人スタッフの森です。さわやかな秋を迎えて、仕事もスポーツもこのところのっています。シンポジウムに参加した翌日の9月22日、10kmマラソンに出場しました。今年は準備不足のため13年連続で出場していた北京マラソンを断念しており、その悔しさをぶつけるつもりで出走しました。
この「つぶやき」368号でも10kmマラソンのレポートをしましたが、今回のレース会場も実はその時と同じオリンピック公園で、コースも同じです。スポーツの秋であるこの時期、ここではほぼ毎週末に市民マラソンやウォーキング大会などの行事が行われます。この日は涼しい秋風も吹いて、行楽などには申し分のない天気でした。
スタートを前に、会場では様々な催しが行われました。
ステージのインストラクターと大音響のBGMに合わせて、参加選手がウォームアップの体操をしています。
大会はメインの10kmマラソンのほかに、約3kmのファミリーマラソンも行われ、これに合わせてマスコットも登場しました。そして、主催社が自動車メーカーなので車両も展示されています。なお自動車の巨大市場である中国は各社が売上台数を激しく競っており、主力メーカーがマラソン大会のスポンサーとなって宣伝をするケースが非常に目立ちます。
そして8時30分に号砲が鳴りました。上の写真は大会のホームページのものです。この日は北京マラソンの翌週とあって、最近の北京でのマラソン大会にしては参加人数が少なめであり、その分スタートロスもほとんどなく気分良く走り出せました。
公園を1周して選手たちが次々とゴールに飛び込みます。「スタート」は中国語で“起点”、また「フィニッシュ」は“终点”です。
表彰式です。残念ながら私はこの中にいませんが、成績表を見て少し驚きました。
数百人いると思われた出走選手の中で、なんと20位!レース全体が低調だったせいでもありますが、これだけ順位がいいと結構気分がいいものです。ちなみに入賞ラインは10位まででした。
いつも通り前半を抑え、徐々にリズムをつかんでビルドアップし、起伏のややきついコースを難なく走り切りました。上記の通り公式タイムは46分52秒ですが、このコースはかつて練習で何度も走っており、実際の走行距離は10kmと450メートルほどで、正味10kmの個人タイムは推定で45分10秒前後と思われます。(森 雅継)