北京
PM2.577
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一時間目 ラウンジトーク〜三人行〜
新年度を迎え、不安と期待が入り混じる新たな人生の幕開けの北京。そんな北京からお送りするハイウェイ北京木曜日1時間目は、劉叡、日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人のコーナー「ラウンジトーク〜三人行〜」。それぞれが興味のある話題を持ち寄って、三者三様で中国について語り尽くします!今回は「山東省や北京市でパクチー価格が高騰」「学生寮の同室者はビッグデータで決める。南京大『寮内の平和と安定のため』」「40年目の青年交流 中国代表団が訪日」についてです。番組ラストの「今週の一言」までお楽しみください!
二時間目 中国あれこれ&江蘇省の少数民族
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーは山東省の少数民族についてお送りします。
「中国あれこれ」は、10代と20代の大学生の消費の違い、出入国の利便化促進、上海のゴミ分別・回収のスマート装置についてお送りします。
「56の民族、56輪の花」は山東省の少数民族の話です。
山東省には55の少数民族はそろって居住しています。省内に定住し、戸籍を持つ少数民族の人口は、全体の0.75%占める72万人です。
うち、ホイ族は8割近くの54万人。少数民族が5万人以上の都市は、済南、チンタオ、済寧、泰安、徳州、聊城、荷沢の7都市。民族自治郷が4カ所、民族村が167カ所。
一時的に山東省に滞在する少数民族の流動人口は最も多い時に120万人に達し、主に済南、チンタオ、煙台、威海などの都市部に集中します。
省内には民族小学校が140校、チベット中学校を含む民族中学校が23校設けられており、少数民族の在学生が2万2531人います。これら学校に努める少数民族の教師は724人で、全体の2割ほど占めています。
これらの学校には、内陸の少数民族生徒からなる少数民族クラスでは6千人近くが勉強しており、山東省の大学では新疆ウイグル自治区とチベット自治区から3000人ほどの入学を受け入れています。
大学では少数民族学生向けの奨学金があり、一人当たり年間5000元、約8万円の奨学金がもらえます。
2013年末現在、政府機関に努めている少数民族の公務員が2516人で、山東省の人民代表、日本の議会議員に相当する人民代表の中に、少数民族が3.4%と、少数民族人口の比率0.75%をはるかに上回っています。
また、山東省では少数民族の支援に力が入れられており、2014年に3188万元に達し、17都市で専門の少数民族支援資金が充てられています。
さらに、2012年から、毎年の旧正月、春節には、少数民族は一世帯あたり補助金が配られるようになり、その金額は2015年に300元に増えました。
山東省は、東部に位置する複数の省や市と同じように、省内に人口が最も多い少数民族はホイ族で、合わせて四つの民族自治鎮はいずれもホイ族の自治鎮です。
民族自治鎮は、臨博市臨淄区金嶺ホイ族自治鎮、德州市禹城市十里望回族鎮、聊城莘県張魯ホイ族鎮、それに荷沢曹県候集ホイ族鎮です。
詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)