北京
PM2.577
23/19
西側のメディアが「中国債務の落とし穴」という問題を捏造して報道していることに対して、外交部の華春瑩報道官は30日の記者会見で「中国から関係国への資金援助には、依然として変わらず政治的な条件を一切付けていない」と述べました。
関連報道によりますと、このたび、アメリカのある政府関係者が匿名で、「中国による太平洋の島国への大量の資金貸与は、これらの島国を債務の窮地に陥れるだろう。アメリカはこの問題に注目している」と述べたということです。
また、これら太平洋の島国では今、アメリカとオーストラリア、フランス、イギリスが大使館や領事館を増設し、経済援助を増やす動きを見せています。これには、同地域に広がる中国の影響力に抵抗するねらいがあるということです。
このような動向について華報道官は、「中国は、インフラ整備のための資金が不足している関係国に資金を貸す。関係国への支援を通じて、これらの国の経済と社会の持続可能な発展を促し、現地の国民生活を改善している。中国の資金援助は、これらの国と国民に歓迎されている」と強調しました。(任春生、謙)