北京
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第一時間目情報番組「Beijing Hour~北京アワー~」&「Dr.劉のお悩み相談室」
情報番組「Beijing Hour~北京アワー~」
北京の最新情報や中国で話題になっていることなどをゆるりとお伝えする番組「北京アワー」。入社8年目の劉叡アナと北京歴3年目の星和明アナのコンビが隔週でお届けしています。大きなニュースにならないけれども、中国で話題になっていることやもっと掘り下げてみたい身近なことなど、今の中国のありのままの姿について自由気ままにお話していきます。
6回目は、「喉を潤す夏の味覚~酸梅湯(サンメイタン)~」に関する話題です。中国に古くから根付く歴史ある飲み物について、知っているようで知らなかった知識やその歴史、味などを掘り下げていきます。
「Dr.劉のお悩み相談室」
今を生きる中日の若者の悩みにアドバイスをする「Dr.劉のお悩み相談室」。今回は、早稲田大学から北京大学に留学していた中山佳莉さんの「中国人である親との折り合いがつかない」というお悩みをお届けします。
第二時間目中国あれこれ&江蘇省の少数民族
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーは江蘇省の少数民族についてお送りします。
「中国あれこれ」は、香港、マカオ、台湾住民の居住証明の申請発給、携帯電話を使った交通機関利用の決済、ジャイアントパンダの保護についてお送りします。
「56の民族、56輪の花」は江蘇省の少数民族の話です。
中国の東部沿海地域に位置する江蘇省、面積が10万2600平方キロ、全国でも経済が進んだ省の1つで、省都は南京市。江蘇省の名は、省内の二つの都市、江寧と蘇州からきたものです。
2010年の第6回国勢調査によりますと、人口は7866万人で、全国で5位にランクされますが、人口の密度は全国でトップとなります。
江蘇省の少数民族は55あり、全国の少数民族すべてはここに住んでいる人がいます。その人口は38万4900人、省全体の0.49%で、うち、男性18万3800人、女性20万1100人と、男性より女性はやや多くなります。少数民族が比較的に集中する町は、省都の南京市で9万9100人と市全体の1.37%を占めています。
人口が1万人を超えた少数民族には、ホイ族13万757人(省内の少数民族全体の3分の一ほど)、ミャオ族、4万9535人、トゥチャ族4万1258人、チワン族2万880人、イー族1万2280人、蒙古族1万691人があります。少数民族人口38万4900人というのは江蘇省に定住している人の数で、このほかに、仕事やビジネスで江蘇省に一時的に滞在する少数民族はこれを上回る60万人を超えたとみられます。
江蘇省政府民族事務委員会のウェブサイトによりますと、省内に少数民族の民族行政区域には、高郵市菱塘ホイ族郷、南京市六合区竹鎮、それに39の民族村があります。
省内には、ホイ族などイスラム教信仰の少数民族向けの専門食品供給店が100カ所以上で、少数民族専用の商品を生産する工場59カ所。民族小中学校19校、さらにチベット自治区の若者を育てるチベット民族中学校2校が設けられています。各中学校や高校学校で勉強している少数民族生徒は5507人、少数民族の大学生は6万6000人います。
少数民族のスポーツをやる選手が訓練する専門の基地11か所、ホイ族専用の墓地72カ所があります。
江蘇省は、春秋戦国時代には呉の国に属し、古くから少数民族がすくなく、省内で人口が一位のホイ族は、19世紀以降次第に移転してきたのだとされます。
詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)