北京
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四川省甘孜州盧定県海螺溝で18日、原始林の中を流れる氷河では珍しいとされる「アイスフォール」の不思議な光景が現れました。現場の作業員が発信した映像は、多くの旅行愛好者の心を掴んでいます。南方に位置しながらも、避暑の「聖地」である海螺溝の気温は20℃ほどで、清々しい夏の終わりを過ごしたい人々を魅了しています。
海螺溝アイスフォールの様子
海螺溝のアイスフォールは海螺溝で楽しめる「十八景」の1つですが、姿を現すことは稀なため、ミニヤコンカ(大雪山脈)の主峰よりも更に珍しい景観と言われています。氷河が溶け、滝のように高所から勢いよく流れて雲霧を作り出すその光景は、まるで仙境のようです。
海螺溝の氷河
海螺溝景勝地は9月15日まで、学生と子ども向けに無料もしくは格安チケットを提供しています。「科学知識の旅」と「驚愕の森の旅」という二つのコースから、海螺溝の魅力を堪能することができます。
海螺溝紅岩場(紅石灘)
「科学知識の旅」ルートには氷河回廊やキャンプ場などのスポットがあり、観光客は千変万化する氷河の様子を楽しんだり、紅石の由来などを勉強することができます。また、「驚愕の森の旅」では、多くの植物に関する知識や原始林の魅力に触れることができます。(怡康、星)