北京
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23/19
一時間目:「ラウンジトーク〜三人行〜」
暑い日だからこそ思い切って野外でバーベキューしてみると、結局、暑いことに気づかされる北京。そんな北京からお送りするハイウェイ北京木曜日1時間目は、劉叡、日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人のコーナー「ラウンジトーク〜三人行〜」。それぞれが興味のある話題を持ち寄って、三者三様で中国について語り尽くします!今回は「中国の子どもが夏休み経済を熱くする、お財布が痛い親」「MS製AI小氷(シャオアイス)第6世代発表」「中国企業の夏季インターン、人気企業は採用試験並みの厳しさ」についてです。番組ラストの「今週の一言」までお楽しみください!
二時間目:中国あれこれ&安徽省の少数民族
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーは安徽省の少数民族についてお送りします。
「中国あれこれ」は、若いホワイトカラーの新一線都市への就職傾向の向上、中国とベラルーシのビザ相互免除協定の発効、中国の高速鉄道の電子チケットの全面推進についてお送りします。
「56の民族、56輪の花」は安徽省の少数民族の話です。
中国東部位置する安徽省、省都は合肥、長江と淮河の下流域にあり、略称は皖。
安徽省は東部に位置するほかの省と同じように、少数民族の人口は比較的に少ないです。
安徽省政府の民族事務委員会がそのウェブサイトで公開した情報によりますと、2011年の第6回国勢調査で安徽省には、全国55の少数民族はいずれも安徽省に居住する人がおり、その数は39万5600人で、省全体の0.66%を占めています。
昔から安徽省に暮らしている少数民族は、ホイ族、満族、シェ族で、そのうちのホイ族は、省全体の少数民族の83%を占め、全国の省や自治区の中でホイ族の人口が9番目に多い省です。
安徽省では少数民族の主な居住地は淮河沿岸、それに淮河北部の地域で、全体的に分散しますが、局地的に集中しているのはその分布の特徴です。
省内には現在9民族郷、それに民族郷に相当する民族農場と民族街がそれぞれ一カ所、さらに135の民族村、102校の民族小中学校があります。
早くも1200年前の唐や宋の時代からホイ族が安徽省に暮らしていました。元代以降、転職、屯田などのために数多くのホイ族が安徽省に住みつきました。
17世紀には、安徽省以外のホイ族は大量に省内に入り、安徽省の西北部から東南部へと次第に人口を増やしていました。今日省内の南部や東部に居住するホイ族の多くは、西北部から移転してきたものです。
1950年代以降、安徽省の発展につれて、転職や結婚などの理由で安徽省に引っ越ししてくるホイ族は増え続けていました。
安徽省のホイ族は、省内のほとんどすべての県や市に暮らしていますが、全体的に見れば、淮河流域、特に北部沿岸地区は、長江南岸より多く分布しており、交通の要所や都市部に集中しています
安徽省の満族は肥東県あたりに集中し、省内の満族の4割はここに住んでおり、いまから900年ほど前から、山西省から移転してきたのだと思われます。1950年代以降、転勤や結婚などのためよその省から移ってきた満族も少なくありません。
安徽省で人口が三番目に多いシェ族は歴史の古い民族で、1880年代にシェ族は浙江省から安徽省の寧国県にやってきており、今日に至っても、省内のシェ族は8割がここ寧国県に暮らしています。
詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)