中国各地に波及するIT医療の波 貧困人口もカバー

2018-08-02 17:12  CRI

 近年、IT産業の発展に伴い、インターネットと病院が結びつき、医療サービスの効率が大きく向上できました。診察のネット予約、医療記録の電子化、遠隔医療、医療費のモバイル決済などが、中国各地で活用されています。

 山東省煙台市の煙台山医院では「スマート病院」計画が実行されており、かつては窓口で行われていた診察予約、診療費の支払い、診断結果の受取りなどが、すべてネット上でも済ませられるようになりました。

 また、河南省平頂山市郟県では遠隔医療によって約1万5800人の患者が治療を受けています。「インターネット+医療健康」計画が、伝統的な医療をよりスマートに、より便利に変え、辺境地に住む人々であっても著名な医師の治療を受けることができるようになりました。2017年4月以降、遠隔医療による診療が1万5808件、心電図検査が1008件、レントゲン検査が486件、実施されています。

 さらに、甘粛省と寧夏ホイ族自治区では、「家庭医クラウド問診サービス」に256万人が加入しています。これは「インターネット+家庭医サービス」計画の一環として寧夏ホイ族自治区衛生計画生育委員会が運営しているものです。2018年5月末までに、自治区内の家庭医1679組と住民256万人がサービスに加盟(加入)しており、そのカバー率は37.9%に達しています。子供(0歳から6歳)、妊婦、高齢者(65歳以上)、身障者、および高血圧、糖尿病といった慢性病患者のサービスカバー率は67.1%です。さらに、農村部貧困人口の98%を占める50万8000人が契約を結んでいます。このサービスのプラットフォームは2018年末までに全面的な運営を開始する予定で、その際には寧夏ホイ族自治区の住民の、家庭医サービスによるカバー率は50%になる見通しです。(殷、謙)

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