北京
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23/19
一時間目:ラウンジトーク〜三人行〜
夏休みの宿題に追われる学生に対して、宿題もないのに追われる日々の北京。そんな北京からお送りするハイウェイ北京木曜日1時間目は、劉叡、日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人のコーナー「ラウンジトーク〜三人行〜」。それぞれが興味のある話題を持ち寄って、三者三様で中国について語り尽くします!今回は「ファーウェイペイ登場で、NFCはQRコード市場を奪えるのか」「海外進出をついに本格化?山P初出演の中国映画公開へ」「日本人はなぜ入浴を好むのか?理解できないという中国人も」についてです。番組ラストの「今週の一言」までお楽しみください!
二時間目:中国あれこれ&河南省
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーは河南省についてお送りします。
「中国あれこれ」は、今年上半期の経済データなどについてお送りします。
「56の民族、56輪の花」は河南省の話です。
中国中部に位置する河南省、少数民族が比較的に多い省の1つです。古くからここに居住している少数民族にはホイ族、蒙古族、満族、ウイグル族があります。
1950年代以降に、就職、転勤、結婚などの理由で河南省に移転してきた少数民族は少なくなく、全国55の少数民族のうち、すべては河南省に住んでいる人がいます。
1982年の第3次国勢調査では省内には41の少数民族の80万人がいました。うち、ホイ族は9割以上の73万人、蒙古族は4万人、満族は2万2700人、ウイグル族は737人で、ほかの少数民族は全部で5150人でした。当時、少数民族は3分の2以上が農村部に住んでいました。
こうした状況は1990年の第4次国勢調査では少数民族の数は50に増えただけでなく、人口は省全体の1.18%占める100万7360人に増加しました。
さらに、2000年の第5回国勢調査では、55の少数民族はいずれも河南省に居住する人がいるようになり、人口は1.22%占める113万人に達しました。
政府の関連部門の統計によりますと、2012年末までに、河南省では少数民族人口が全体の1.36%占める144万1968人で、そのうち、ホイ族は9割近くの123万1858人、蒙古族は9万人ほど、満族は7万5000人、その他は4万3883人です。
河南省では、少数民族の分布は、ホイ族、蒙古族、満族、ウイグル族がわりと集中して居住しているほか、人数が少ないですが、広い範囲に散らばって居住するのが特徴となります。
その中にも、省都の鄭州市、開封市、洛陽市、南陽市、商丘市、周口市などは、少数民族が比較的に多い町です。
1953年1月24日に、河南省で初めて民族自治区、鄭州市ホイ族自治区が設けられて以来、3つの民族区、8つの民族鎮、13の民族郷が設置されました。
河南省では少数民族の4分の1以上は都市部に居住しています。改革開放政策が実施されるまでに、少数民族は経済が立ち遅れていましたが、改革政策のおかげで、成長が加速され、生活レベルが大きく向上しています。
農村部では8割を超える少数民族は個人経営を行っており、河南省経済の成長に従って、少数民族経済も活発な発展みせ、同時に教育、文化、スポーツなども強化されています。
各民族は互いに支援し合い、共同で豊かになるというのが民族関係の主流となっています。
詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)