北京
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23/19
外交部の耿爽報道官は27日の定例記者会見で、「中国側は、パキスタンが順調に政権交代を行い、安定を保ち、より良い発展を実現できることを心から望んでいる」と述べました。
報道によりますと、先頃行われたパキスタン下院選での勝利を受け、パキスタン正義運動(PTI)のイムラン・カーン党首が26日に勝利宣言を行い、テレビでスピーチを行った際、中国との関係を高く評価し、新政権が中国との友好交流と協力関係をより深め、中国・パキスタン経済コリドーの建設を推進し、中国の反腐敗闘争と貧困削減の先進的経験に学んで行きたいとの考えを示しました。
これに対し、耿報道官は、「中国側はカーン氏の発言に留意している。氏は、パキスタンの対中友好政策の基礎は、どの党が与党になろうとも変わることはないことをこれまで何度にも渡り表明してきている。中国側はこれを高く評価すると共に、カーン氏を含むパキスタンの各界が両国の友好関係をゆるぎなく支持していると信じている。氏の言葉は、両国の友情は全天候型のものであることを証明するものだ。両国の国内情勢がいかに変化しようと、両国の全天候型戦略パートナー関係はゆるぎないものであり、これは両国と両国民の共同利益に合致するものだ」と語りました。(RYU、む)
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