北京
PM2.577
23/19
1時間目北京の地下鉄、車内の消臭・除菌に「光触媒」を導入&北京の愛好家、尺八と日本箏の音楽会を開催
担当:王小燕、斉鵬
北京では、ギボウシ(擬宝珠、中国語「玉簪花」)の花が満開しています。CRIの局庭には、桜の木の下にはギボウシが一面と植えられています。そのギボウシは、去年は花が一輪も見せてくれなかったのに対して、今年は一面ときれいな花をつけています。しかし、放送局付近の団地のギボウシとなると、去年は白い花をたくさん咲かせてくれましたが、今年は葉のみです。ギボウシの花って、ひょっとしたら、隔年にしか花を咲かさない、のかなと思わせたほどでした。ギボウシに詳しい方がいらっしゃれば、何故こうなっているのかぜひ教えてください。以下2枚の写真はいずれも同じ日の撮影です。
団地のギボウシ放送局付近の団地のギボウシ
CRIのギボウシ放送局敷地内を咲き誇るギボウシ
今週の番組は「旬な話題」では、“北京の地下鉄、車内の消臭・除菌に「光触媒」を導入”を始め、北京の新空港が来年6月30日に竣工、中国の高速鉄道、来年に電子チケット導入など交通インフラの最新動向を伝えます。
後半の「スペシャル・バスケット」では先月、北京で愛好家たちの企画・運営による尺八と日本箏の講習会と音楽交流会でインタビューしました。中国の尺八愛好家が運営するWechat公式アカウント「尺八」と伝統文化の復活に努める民間企業「中筝文化」傘下の「知音堂」が共同で企画。京都で無住庵尺八道場を主宰する倉橋容堂さん(68歳)と妻で、箏奏者の倉橋文子さんがゲストとして招かれ、ソーシャルメディアなどを通して応募した100人余りが参加しました。愛好家たちが独自の力で企画した草の根の交流活動ではありますが、実にクォリティが高く、微笑ましい暖かの感じる企画でもあります。
2時間目ボクらの大学生活・後編日本との縁、卒業の先へ~新卒者3人に聞く
聞き手:王小燕
(左から)楊雅捷さん、李志淵さん、張帆さん
先週に続いて、この夏に大学(院)を新卒した学生3人にお話を伺います。この3人とは、清華大学外文系日本語専攻の楊雅捷さん(北京生まれ)、中国人民大学日本語専攻の李志淵さん(浙江省台州生まれ)、北京第二外国語学院日本語言語文学修士課程の張帆さん(河北省邢台市生まれ)です。
大学(院)時代は、スポンジのように様々なものを吸収し、人格形成に向け急成長する時期でもあります。キャンパス・ライフでぶつかった試練や、競争やストレスとの向き合い方など伺います。様々な試練に耐え抜いて、才能を伸ばし、健気に成長できた三人の内面に迫ってみました。また、日本語が専攻の3人に、留学や交流活動で実体験した日本、今後の進路及び日本とかかわり方をめぐり、皆さんの率直な考え方も聞きました。
中国の90年代生まれ世代(90后)のメンタリティ、彼らの捉えた日本イメージなどに興味がある方はぜひお聞き逃しのないように。
◆お便りの抜粋
東京都西多摩郡・小野崇夫さん(57歳)、会社員
新卒の3名の方は、日本語お上手ですね。お考えもしっかりしていて素晴らしい。
次回も楽しみにしております。