北京
PM2.577
23/19
一時間目 「ラウンジトーク〜三人行〜」
日中の気温が30度越えの日が続き、本格的な夏到来の北京。そんな北京からお送りするハイウェイ北京木曜日1時間目は、劉叡、日本人スタッフの梅田謙、星和明の男3人のコーナー「ラウンジトーク〜三人行〜」。それぞれが興味のある話題を持ち寄って、三者三様で中国について語り尽くします!今回は「復旦大学の修士が高年収の仕事を辞めて禅修行」、「『ヒカルの碁』、中国でドラマ化」、「中国では生ぬるいビール、冷めたラーメンが普通な理由」についてです。番組ラストの「今週の一言」までお楽しみください!
二時間目 中国あれこれ&蒙古族
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーは蒙古族についてお送りします。
「中国あれこれ」は、今年上半期の映画市場興行収入、9月末までに開通する見込みの広州香港鉄道、中国の穀物自給率の話題についてお送りします。
「56の民族、56輪の花」は蒙古族の話です。
蒙古族は東アジアの歴史の古い遊牧民族。中国のほかに、蒙古、ロシアにも分布しています。また、トンシャン族、ダウール族、トゥ族、ボウナン族も蒙古族系の民族とされます。
2010に行われた第6回国勢調査で蒙古族が650万人でしたが、最新のデータで蒙古族の人口が1000万近くに達し、現在で蒙古族は全国の少数民族の中で9番目となりました。
蒙古族は、1950年代までに人口が200万人足らずで、長期間にわたって伸び悩んでいましたが、その後、暮らしの改善に従い、人口が増え続けていました。
蒙古族の半分以上は内蒙古自治区に居住しています。このほか、新疆ウイグル族自治区、青海省、甘粛省、黒竜江省、吉林省、遼寧相などの蒙古族自治州、県に集中して暮らし、さらに、寧夏回族自治区、河北省、四川省、雲南省、北京市など、全国の広い範囲に居住しています。
蒙古族の源流は、古代の望建川、すなわち、いまのアルグン川の東岸に遡れます。蒙古という呼称は、最初は唐代に使われたもので、その時の蒙古における多数の集落の中の1部落の呼称でした。1206年にテムジンが蒙古のハーン、つまり王に推戴され、号をジンギスハーンとし、蒙古国を建国し、それ以後中国北部にははじめて強大でしかも安定的に発展をとげる民族、蒙古族が現れました。
ジンギスハーンは蒙古族の各部落を統一し、さらに中国を統一し、元朝を築き、その後また大規模な軍事行動を通じて、その領域を拡大しました。元代から、蒙古族の人たちは中国の政治、軍事、経済、科学技術、天文暦算、文化芸術、医学などの各面で大きな貢献をしました。
蒙古族の文化は典型的な遊牧文化。主な生業はいわゆる牧畜の飼育。主にヒツジ、ウマ、ヤギ、ウシなどで、また、ゴビなどの乾燥地帯ではラクダが多く、山岳地帯ではヤクも飼われます。
彼らの生活はこれらの家畜に全面的に依存しますが、家畜は、殺して肉にすることはあまりなく、食糧としては乳を搾り、乳製品を主食とします。乳製品は、作る技術は進んでいて、種類も多いです。
詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)