北京
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一時間目「Beijing Hour~北京アワー~」
北京の最新情報や中国で話題になっていることなどをゆるりとお伝えする番組「北京アワー」。入社8年目の劉叡アナと北京歴3年目の星和明アナのコンビで隔週でお届けしています。大きなニュースにならないけれども、中国で話題になっていることやもっと掘り下げてみたい身近なことなど、今の中国のありのままの姿について自由気ままにお話していきます。
2回目は「中国の大学入試」についてです。中国では毎年6月に大学入試「高考」の時期を迎え、全国的な一大行事となっています。中国の大学入試は激しい競争で有名ですが、その中でも国語試験の作文のテーマが毎年話題を集めています。
受験生たちの頭を悩ますそのテーマとはいったいどんなものなのでしょうか?
「Dr.劉のお悩み相談室」
今を生きる中日の若者の悩みにアドバイスをする「Dr.劉のお悩み相談室」。今回は、北京第二外国語学院・李淑媚さんの「自分のテンションの高さに困っている」というお悩みに関する内容をお届けします。
二時間目 中国あれこれ&寧夏ホイ族自治区
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーはエヴェンキ族についてお送りします。
「中国あれこれ」は、ドローンを使ったフードデリバリー、婚礼衣装レンタルのプラットフォーム、携帯電話のローミング料金の撤廃の話題についてお送りします。
「56の民族、56輪の花」はエヴェンキ族の話です。
民族の名前のエヴェンキは、山林の中に住む人々という意味で、正にそのとおり、エヴェンキ族は主に、中国東北部の大興安嶺の山間部に居住します。
エヴェンキ族は、東北アジアの歴史の古い民族で、昔はツングース、ソロン族と言われ、中国の内蒙古自治区や黒竜江省のほかに、ロシアのシベリア、蒙古にも分布しています。中国に暮らしているエヴェンキ族はおよそ3万人です。
その自治区域、エヴェンキ族自治旗は内モンゴル自治区東部、大興安嶺山脈西嶺のフルンボイル草原南東部に位置し、湿地生態自然保護区が設置された自然の豊富なところです。
エヴェンキ族は、独特の言語や文化を持ち、その言葉はアルタイ語系のツングース語族に属します。日常の暮らしでは自らの民族の言葉をしゃべりますが、文字がないですから、エヴェンキ族の牧畜民が蒙古語の文字、農家が漢語の文字を使います。人数にしますと、牧畜民は農家をはるかに上回っており、昔は遊牧生活を送り、次第に定住するようになった民族だからです。
エヴェンキの民族を代表する生業は狩猟とトナカイの遊牧です。
エヴェンキの伝統的な住居はオロチョン族と同様に、白樺などの幹を何本も組んで、その外部を、冬はトナカイなどの毛皮、夏には樹皮で覆った天幕式住居です。現在では定住化のため、ベースとなる住居は近隣の漢族と同じものとなりました。
エヴェンキ族の暮らしには、白樺の木の皮がなくてはならないもので、「樺皮文化」とまで称され、農作業の道具、食器、住宅建材、衣装に至るまで、生活のあらゆる場面で白樺の皮が登場します。
詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)