北京
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25日、中韓環境協力センターが北京で正式に運営を開始しました。李幹傑生態環境部長、金恩京(キム・ウンギョン)韓国環境大臣がオープンセレモニーに出席、双方は「環境対策において、双方は常に前進を続けている」とのコメントを発表しました。
中韓環境協力センターは、2017年12月に行われた中韓首脳会談後に発表された「中韓環境協力計画(2018-2022)」に基づいて開設されたもので、中韓両国が環境保護の分野で更なる協力を進めることを目的としたものです。
センターの運営開始を迎えるにあたり、李生態環境部長は「実務協力を進め、両国が共に関心を寄せる環境問題について研究を行い、効果的な環境対策を提供していけるようにしたい」と述べ、韓国の金環境大臣もまた、「両国の協力は、両国だけでなく、東北アジア地区の環境改善にも貢献している」と、環境分野にとどまらない協力関係の発展に期待を寄せました。
中韓環境協力センターでは、中韓双方が共同でスモッグなどの大気汚染問題についての研究を進める他、水質、大気、土壌などの分野で環境モニタリング、データシェア、共同研究、汚染防止と対策などの協力を行うと共に、環境産業の発展を促し、互恵共栄の関係の実現を目指していくとのことです。(む)